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愛読しているSilicon Alley Insiderが来年の消費者向けインターネットの予測を挙げている。これからこういうのがいっぱい出てくるだろうから、めもメモ。
(1)ソーシャルゲームがFacebookの外に流れ出す。
ソーシャルゲームってFacebookのようなコミュニティ内で行われるから流行ったんだと思う。リアルな友達とすぐ対戦できたりするから。その一方でFacebookに入っていない人とはプレイできないというマイナス面もある。
だからコミュニティ内で知名度が上がったゲームがどんどんとコミュニティの外へ出て行くということなんだろう。既に幾つか人気ソーシャルゲームがオープンなネット上でサービスを開始しているみたい。
(2)大手広告主がオンラインに軸足を移す
これは興味あるなあ、メディア業界関係者としては。オンライン広告が増えてきたといっても、いくらクリックされたかとか、いくら売れた、資料請求が来たかなんかの、パフォーマンスベースの広告が多かった。いわゆるナショナルクライアントと呼ばれる大手広告主が、「好感度を上げる」とかいうな目的で打つ広告はあまりネットに移行しなかった。というのは、ネットの強みである効果測定がもともとはっきり分からないから。
ところがそうしたブランドイメージに与える効果を測定できるツールが増えてきた、改良されてきたので、大手広告主もいよいよネット上に大量に広告を出し始める、という読みらしい。
でもこの予測通りに進むのだとすると、ブランド広告のほうが額が大きいんだし、メディアサイトの形もクリック率を高めるという現状の目的に沿ったものから、ブランド力を高めるということに視点を移さないといけなくなるんだろうなあ。これで良質のコンテンツのメディアでも、やっていける時代になるんだろうか。そうなってくれればうれしいけど。(自分向けメモ、注目ツール Vizu、注目アドネットワーク brand.net, Collective, Specific and Undertone)
(3)パフォーマンスベースの広告がより効果的に
つまり広告主にとっては顧客獲得費が比較的低いままで推移するという予測だ。
(4)節約サイト、ローンサイトが好調
まだまだ不景気の影響が続くということ。ディスカウントオンラインショップや、クーポンサイト、オークション、ローンのサイトなどの利用者が増えるという予測だ。
(5)リアルタイムウェブ好調、でもビジネスモデルは不透明
Twitterはもちろんなんだけど、そのほかにもいろいろなリアルタイムウェブ系サービスが伸びている。このブログでも紹介したFour Squareに加えてAardvarkや Gowallaなんてもあるみたい。Facebookも。ただ利用者は増えるけど、なかなかマネタイズは困難な状況が続くみたいだ。ここも興味のあるところなんで、時間があるときに調べてみたい。
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