もうこの話はあまり取り上げたくないんだけれど。まあ乗りかかった船ということで。(関連記事Tech Wave : 次期iPhone試作品をギズモードが入手=シリコンバレーは大騒ぎ、Tech Wave : 次期iPhoneをバーに忘れてきたのはAppleのソフト開発者=米Gizmodo【湯川】、Tech Wave : 次期iPhoneで始まる本格テレビ電話時代【湯川】)
Appleの法務からGizmodoに次期iPhone試作品を正式に求める手紙が届いたそうだ。(関連:本家GIZMODOの英文記事)
差出人はSenior Vice President & General CounselのBruce Sewell氏。Appleの法務担当重役だ。
本来Appleの所有物であるデバイスを、Gizmodoが現在所有しているという事実を知るに至りました。この手紙はデバイスをAppleに返却するよう求める正式なリクエストです。デバイスをどこで受け取ればいいのがお知らせください。
Gizmodoは要請に従って、返却するようだ。返事のメールでは、Gizmodo側は、持ち主の現れない遺失物を購入しただけで、盗難物を購入したつもりはない、と主張している。
一件落着。これで、このデバイスが間違いなく次期iPhoneであることが分かった。
Twitterを見ていると、次期iPhoneに注目を集めるためのPRの一環だったんじゃないか、という意見が結構多い。でもまあそれはないかなと。こんなことしなくても十分過ぎるくらいの注目は既に集まっているし。
一方で、Wall Street Journalによると、GizmodoのライバルであるEngadgetも、この次期iPhoneを買わないかという話が寄せられたらしい。Engadgetの編集部は弁護士と相談した結果、買わないことに決めたという。
はい、この件はこれでオシマイ。