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米Microsoftは、同社が所有するウェブ関連の9件の特許をSaleforce.comが侵害したとして、差止命令による救済と損害額の3倍の賠償を求める訴えをワシントン西部連邦地裁に起こした。
米TechCrunchによると、Microsoftが特許侵害で競合社を提訴するのは異例。米国企業にしては珍しく、自ら他社を訴えたのは過去に4回しかないという。
MicrosoftはGoogleと競合するイメージが強いが、実はMicrosoftの収益源は消費者向け市場ではなく企業向け市場。そして企業向けのIT製品、サービスの市場では、Saleforceが非常に有力になってきている。
最近では自社内にサーバーやソフトを所有するのではなく、Saleforce.comのようなクラウドコンピューティングに移行する企業が増えていることもあり、Microsoftにとっての最大のライバルはSaleforceなのかもしれない。
米cnetによると、Microsoftは1年以上前に今回の特許侵害に関してSaleforceに連絡したという。1年かけて協議したものの合意を得られなかったため、提訴に踏み切ったものとみられる。
Saleforceが侵害したという特許はどれも専門的なもので、具体的にどのような技術なのかはよく分からない。詳細に興味のある方は、訴状がSeattle Post-Intelligencerのサイトからダウンロード可能なので、アクセスしてみてください。
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