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6月11日に札幌で開催されたInfinity Venture SummitのLaunch Padで、独立行政法人産業技術研究所の技術スタッフ、吉崎航さんの「V-Sido(ブシドー) for Smartphone」という技術が優勝した。これはスマートフォンの画面タッチで、ロボットを簡単に操作する技術。既に商品化の計画も進んでいるらしく、iPhoneで操作できるロボットが店頭に並ぶ日も近そうだ。
吉崎さんによると、スマートフォンのタッチパネルの指の動作の軌跡から全身の動作をその場で生成するのだという。マルチタッチに対応しているので、二本の指でロボットの左右の腕を自由自在に動かすことができる。
ロボットの腕をぶんぶん振り回してもロボットが転倒することがない。重心移動も自動的に計算されるのだろう。
吉崎さんによると、ロボットをHttpサーバー化してあるので、ネットにつながったパソコンからの操作も可能。またFlashを使わないiPhoneのためにHTML5を使っているので、iPhoneを含むほとんどすべてのスマートフォンで操作が可能だという。
動画を見ていただくのが分かりやすいので、どうぞ。