米報道によれば、米Appleは現地時間の7月16日(金曜日)に特別なプレス向けカンファレンスを開催するという。どの媒体も「解っているのはiPhone4に関するものだということ」と口を揃える。
既にTechWaveで報じている通り、Appleの新製品iPhone4におけるアンテナの受信感度問題が注目を浴びている。Appleはこの問題について米現地時間の7月2日に「アンテナ感度の計算式に間違いがあった。数週間以内にソフトウェアアップデートで改善する」との声明を発表している。
ソフトウェアアップデートは間も無く公開と思われるが、このタイミングで緊急の記者会見を行うということは、それだけでは済まないとApple側が認識したということなのだろうか。
筆者が考えるシナリオは以下の通り。
・シナリオ1 ソフトウェアアップデートでは改善できなかったと謝罪→(任天堂のように)カバーを配布
・シナリオ2 ソフトウェアアップデートでは改善できなかったと謝罪→リコール、全品回収して改善
・シナリオ3 ソフトウェアアップデートで問題は完全解決→ほらね、けれども心配をかけたので3ヶ月値下げするよ。すでに購入した人にはキャッシュバックも。
米国時間の金曜日ということで、仮にそれが朝10時だとすれば、日本では17日土曜日の深夜2時ということになる。どんな発表が出るか気になるが、まずは問題の解決に至ることを望みたい。
■ Apple to hold special iPhone 4 press conference on Friday
http://www.loopinsight.com/2010/07/14/apple-to-hold-special-iphone-4-press-conference-on-friday/
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(増田(maskin)真樹)
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ＆SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。
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