情報化社会の「物語」を探して=新年のごあいさつ【湯川】

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さて2010年1月15日にスタートしたTechWaveも、まもなく1歳になります。

新年を迎え改めてTechWaveのミッションというものを考えてみました。それは「情報化社会ならではの物語を伝えていく」ということではないかと思います。

戦国時代から近代にかけての「物語」は立身出世。しかもそれは武力をもって天下統一、世界秩序を達成することでした。剣術の達人や、戦国武将、軍人の武勇伝などの「物語」がありました。

産業化社会になってからの「物語」は起業家がいかにリッチになったかというようなものが中心でした。「豪邸拝見」などのテレビ番組が視聴率を集めました。

われわれは今、産業化社会から情報化社会へと移行しようとしています。情報化社会の「物語」とは、軍人の武勇伝でもなくビジネスマンのサクセスストーリーでもないでしょう。

情報化社会の「物語」はまだそれほど多く語られていませんが、恐らくリナックスを作ったリーナス・トーバルズ氏のような話になるのだと思います。決して億万長者になったわけではないですが、社会の変革に大きな影響力を及ぼし多くの人からの尊敬を集めた、というような「物語」です。

TechWaveでは今年以降は、武力や財力ではない新しいパワー持つ人たちに焦点を当てていきたい。そんなふうに考えています。