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2010年後半以降、シリコンバレーを中心にHTML5関連のニュースが流れない日はない。しかしながら、HTML5周辺には多数の要素が盛り込まれていることから、デザインの進化?FLASHの代替?ウェブOS開発に最適?などなど玉虫的な印象を受けることも少なくない。「一体、HTML5の何に対応しているの?」ってな感じで。
そこで、HTML5仕様策定の中心にいるW3C(WorldWide Web Consortium)は1月18日、「HTML5のロゴ案」を公開した。なんともロボっぽいデザインだが、意外とこのような無骨なデザインはウェブの世界には少ないので新鮮に感じたりする。
サイトには多数の素材がCreative Commondsライセンスの下で提供されており、HTML5対応サイトのバッジとして貼り付けたり、他のデザインに流用できるようになっている。さらに、多様なHTML5の技術のどの部分に対応しているのからグラフィカルに示すウィザードなども提供されている。
デザインを担当したグループのブログにHTML5ロゴ策定までの試作が沢山紹介されていて、こちらも参照すると何となくHTML5の未来が感じ取れるような気がする。いずれにせよ、今度こそウェブの世界が“1つの仕様”に一本化されることを節に願う。
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■ 関連URL
・W3C HTML5 Logo
http://www.w3.org/html/logo/
無骨なデザインを観てbauhausを想起したのは僕だけでしょうか?
十代からメディアクリエイターとして企画設計からマーケティング、コーディングまでマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。 / 数年間の休眠後、現在TechWaveの活動を中心に、執筆や講演、コンサルティング、サービス企画&開発にコミット。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザーとしても活動中。
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