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22500文字の文書をURLに保存する驚愕のサービス「Hashify」【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:7分]

 文書というものはファイルとして存在するものだ。USBメモリ、オンラインストレージ、オンライン文書サービスなどに保存して初めて共有できるという考えはごくごく一般的だ。簡単な文書でも、何らかのサービスにサインアップして公開するという手続きが必要になる。

 しかし「Hashify」を使用すれば、そういった概念が一瞬で崩れ去る。このサービスを使用すれば、テキストを圧縮して20文字以下のURLにしてくれる。URLそのものに文書が保存されてしまうのだ。





 冒頭のスナップは、Hashifyの説明テキストへのリンクだが、これそのものがHashifyのURL作成ページになっている。左側に文書を入力すれば、短縮URLサービスbit.ly形式に保存してくれるというもの。

 Showdownというテキストを見やすい形式で整形してくれる記述ルールに対応しており、ワープロのような整形もここで行える。

 対応する文字量は半角キャラクターで22500文字。日本語もかなりの文字数を入力できるが、テキスト入力フィールド右上の数字が赤色にならないくらいで使用するのがいいようだ。赤色の場合、圧縮にかなりの時間を要してしまうので、文字種にもよるが日本語だけならおよそ2000文字に収めると、即時にURL変換が可能になる。いわずもがな2000文字はかなりの分量であり、ほとんどの文書はカバーできてしまうだろう。

【参考URL】
●Hashify
http://t.co/FuCZQ05

蛇足:僕はこう思ったッス

この記事そのものをHashifyで発行してみた→ http://bit.ly/lY9bx3。HTML混在で入力したのだが、hashify.me上で表示するだけなら問題ないようだ(APIが公開されており、それを利用する場合は問題が出る可能性もあると思い)。こういう発想は無かったので、“何に使えるか”、“何ができる”が頭の中をぐるぐるまわっている。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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