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音楽配信サービスの英Spotifyは、有料会員が250万人を突破したと発表した。
Spotifyは、ネットにつながったPCを通じてなら基本的に無料で音楽を聞き放題できるサービス。広告が表示されない「unlimited」プランは月4ドル99セント、モバイルデバイス上に楽曲を持ち出しオフラインで聞ける「premium」は月9ドル99セント。
もともとはスウェーデンで2008年に始まったが、その後本社を英国に移し、今年になって米国でもサービスを開始した。9月にはFacebookとの連携強化を発表、米Bloomberg通信によると、その後有料会員が25%増加したという。
Googleが、音楽サービスGoogle Musicのクラウド機能を発表したときに一部ブロガーからは「なんだiTunes対抗策か。Spotify対抗策ではないのか」という声が上がっていた。そうなんだよな、今、最も注目を集めているIT系音楽配信サービスはSpotifyだと思う。特にFacebookと連携して、Facebook上で友達と同じ曲を同時に聞いて盛り上がれるって、すごいサービスだと思う。
日本では利用できないんだけど、9月にサンフランシスコを訪問した際に友人宅で使わせてもらって確かにびっくりした。ほとんどどんな音楽でも聞けるし、音もいい。これがあれば僕のライフスタイルはもっと音楽に包まれるかもしれないと思った。楽曲使用料のアーチストやレーベルへの支払いは非常に複雑な計算方法らしくて、本当にアーチストやレーベルがSpotifyのおかげで収益増につながっているのかどうかは分からない。収益減になるとして、Spotifyへの楽曲提供を決めたレーベルもあるようだし。(関連記事:英音楽レーベル200社が「楽曲売上に悪影響」を理由に定額制配信サービスを離脱 【湯川】)
とはいっても今回の発表のように、勢いがあるのは事実。11月30日にはプレスイベントを開催して「次の一手」を発表するのだとか。Spotify to unveil ‘what’s next’ at press conference next week
メディアの未来を占う意味でも、要注目だろう。