いきなり世界目線、Facebookフレンド写真群でモザイクアートを作成する「Mosaic Face Me」 【増田(@maskin)真樹】

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Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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[読了時間:2分]

　遂に正式スタートしたFacebookのTimeline。日々の活動が蓄積され、ゆくゆくは “自分史” ページとして成長する期待があるこの機能。かつてのホームページのように、自分を上手表現する画像を使いたいという声が多い。

　Timelineのカバー写真作成サービスといえばVOYAGE GROUPの「Friendly Cover」が記憶に新しいが、同社は1月18日、その進化版ともいえる新サービス「Mosaic Face Me」の提供を開始した。

モザイクアート、良く見ればフレンド写真群

　これはFacebookのプロフィール写真をモザイクアートにしてしまうもので、モザイクの元となる小さな画像のパーツがフレンドの写真になっているのがポイント。

　Facebookアカウントでアプリを承認すれば自動で生成される仕組みで、最後に以下のような画面で、画像に含まれるフレンドの写真にタグを付与すれば完成だ。なお、タグは15人までで、モザイクアート画像最下部にある広告は、公開後まもなく投入される有料プランに申し込むことで非表示にすることができる。

　完成したモザイクアートは、Facebook内のフォトアルバムに保存されるので、カバー写真で利用する場合は、自分のTimelineページで “カバーを変更” を実行すればいい。

　有料プランは3ドルで、広告の削除以外に、画像サイズをより大きくしたり、プロフィール写真以外の画像も変換する機能が提供される。利用できるのは1週間で、期間中は機能を何度でも実行可能だ。

　先に紹介した「Friendy Cover」は現在世界160か国で4万人を越える利用者がおり、企画を担当しているVOYAGE GROUP 矢澤修氏はFacebookマーケティングに手応えを感じているとのことで、今後勢いを増すために同社内に「Facebook マーケティング事業室」を設立。「Friendly Cover」「Mosaic Face me」あわせて100万ユーザーを目標に積極的な活動を展開していきたい考えだ。

【関連URL】
・Mosaic Face Me
http://mosaicface.me/
・Timelineのカバー画像を友達アイコンで埋める「Friendly Cover」
http://techwave.jp/archives/51710277.html

蛇足：僕はこう思ったッス
前作「Friendly Cover」は160カ国で普及。今回リリースされた「Mosaic Face Me」は、ローンチ時点で英語、日本語、フランス語、中国語、インドネシア語の5か国語に対応し、“日本発、世界へ” の展開を視野に入れている。
これまでは世界に視点を作らなければ世界展開は無理と思われていたふしもあるが、それだけではないということ徐々に明らかになる。日本から世界で戦うプレイヤーが増えれば増えるほど、日本ITにチャンスが訪れるだろう。