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NHN JAPANは遂に、公式の「LINEで送るボタン」を提供することを表明した。提供方法および時期は未定。 (画面は、ブログ「頭ん中」作者による独自サービスとオリジナルアイコン)
ニュースサイトやブログに設置される「共有するボタン」。当然ながら、記事を求めるより多くの人に共有し拡散して欲しいから設置しているわけで、より幅広い、より多くのユーザー数を持つサービスのボタンを設置したいののが常。
と、なると、世界7000万人、国内3200万人を突破したNHN JAPANの「LINE」で友達に共有したもらくなるわけだが、今まではLINEの共有ボタンが無く、有志によっていくつかの「LINEで送るボタン」サービスが提供されていた次第。
オープン型の共有とはちょっと違う
LINE公式ブログによれば、ボタンをウェブページに設置することで、その情報を「トークやタイムラインに共有」できるとのこと。記事にスタンプ付きで共有するなど、知り合い同士でうまく使われそうな印象。
LINEの基本は “知り合いとのコミュニケーション” であり、Facebookの「いいねの数」公開やSkypeのオンラインステータス公開とは親和性が無い。とはいえ、大規模なユーザーを抱え、現在も成長しているLINEの影響力は高いと考えられるので、うまく共有の連鎖が生まれるような仕組みが誕生しても良さそうなもの。沢山「いいね」されている記事には、やはり目がいってしまうものだ。
現在、ボタンの提供方法やその時期は公開されていない。
【関連URL】
・【お知らせ】 「LINEに送る」ボタン、公開決定
http://lineblog.naver.jp/archives/19816388.html
・数千万のLINEユーザーにウェブページの情報を伝える魔法のボタン「LINEで送る」の作り方 | 頭ん中
http://www.msng.info/archives/2012/10/line.php
この流れで注目しているのはLINEのタイムライン。始めは「え?」と思っていたが、今では非同期コミュニケーションの一貫として認識するようになり、Facebookとの使い分けも考えるようになった。ここを軸に、Twitter、Facebookを継ぐ、情報共有の仕組みが出てきたらすごいんじゃないか。。。。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら