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コロプラ、12月13日に東証マザーズ上場へ O2O事業の先駆者【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 コロプラは2012年11月9日、東京証券取引所マザーズ市場への上場承認を受けたことを発表した。上場日は12月13日を予定。証券コードは「3668」となる。

ファッションチェックでセンス確認


 コロプラは2003年に社長の馬場功淳氏が個人事業としてスタート。2008年に株式会社を設立し携帯電話向けに位置情報を利用したゲームプラットフォームとして展開▽O2O(オンライン to オフライン)型のビジネスとして交通各社等と提携したマーケッティング展開、カード販売や物産展などの事業にも注力、実績を積み上げていた。

 「新規上場申請のための有価証券報告書 [PDF]」によると、2011年9月期の売上高は22億8320万円、経常利益は5億6808万円、純利益は2億8326万円。

【関連URL】
・東京証券取引所マザーズ市場への上場承認に関するお知らせ
http://colopl.co.jp/news/pressrelease/2012110901.php

蛇足:僕はこう思ったッス
僕が住む栃木県日光では、世界遺産認定が決まる前の疲弊した観光地に過ぎなかったが、コロプラの初期展開の要としてフォーカスしてもらい光が差し込んだことが印象に残っている。JR九州のコラボといい、地道に地方経済の活性化の先鋒にはコロプラの存在があったように思う。彼等が積み上げ続けてきたことはとても大きいと思う。本格的な成長のために上場という選択肢が必然としてあったのだろう。今後の成長に期待したい。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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