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アプリの利用を活性化するため、プッシュ通知でアクセスを促ししたりと、ありとあらゆる方法が模索され続けている現代。
やり過ぎの感は否めない状況に、「必要な時に問題なく使えればいいよ」と思う人もいるだろう。
そんな人には、時代の流れに逆行するiPhoneアプリ「あめふる」をおすすめしたい。
“雨の日だけ通知” するというアプリだ。
プッシュ通知は「雨の日」のみ
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「あめふる」は天気予報が伝える雨の日を事前に通知してくれるというもの。アプリを起動したら、住んでいる地域と、通知して欲しい時間を指定する。あとは、雨の日を待つだけというシンプルさだ。
アプリのトップページには指定した地域の天気予報が表示されるものの、詳細を知るには天気予報サイトに飛んだ方がいいわけで、当然、雨が降らない時期には起動機会は激変する。広告収益の観点からも、アクティブユーザーを増加させる視点からもマイナスだ。
しかし、開発したウェブディレクター の石田幸子氏は「それでいい」と言う。
「あめふるのキーワードはエコなんです。
日本の年間傘消費量は約1億3,000万本もあるんです。
この9割は安価に提供されるビニール傘で、多くはゴミになってしまうんです。
ですから、この「あめふる」を使って、事前に傘を持っていって、ゴミをなくしていきたいんです」。
石田氏は、もう一点「雨の日を楽しくしたい」といっていた。どういうことか、しばらく解らなかったのだが、実際の雨の日の通知の際「雨に唄えば」(原題Singin’ in the Rain)が流れてその意図がわかった。
あたたかいイラストといい、シンプルで温かいこんなアプリもいいなと思った次第。
【関連URL】
・あめふる 雨の日だけをお知らせするアプリ
http://ameful.grin.cc/
・Shoot from Osaka(n) vol.3 ~ 大阪近郊で作られているIT系のサービス・商品をアピールするイベント ~ | 大阪のコワーキングスペース : Osakan Space (オオサカンスペース) : 本町駅すぐ御堂筋沿い
http://www.osakan-space.com/events/2271
・大阪ピッチイベント「Shooot from Osaka(n)」Vol.3開催 【増田 @maskin】 #ShootOsaka
http://techwave.jp/archives/51771113.html
ネットは量が稼げるので、常套手段→一定比率で収益化というロジックが働きがちだが、こうしたピンポイントのマーケティングによるビジネスだって成立してもいいはずだと思う。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。地方から全国、世界へを体現中。