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決済サービスを展開する米「Stripe」は2013年2月7日、ポピュラーなJavaScript用ライブラリ (プログラム郡がパッケージされたもの)「jQuery」と連携して仕様できる決済ライブラリ「jQuery.payment」をリリースしたと発表した。
「Stripe」は、面倒で時間のかかる決済機能の導入について、どこよりも簡単に実装できるAPIを提供する企業。大手決済サービスを展開する米PayPal 創業者や、大手有力VCから投資を受けるなど注目をあびている。
今回リリースされた「jQuery.payment」を使えば、数行のJavaScriptコードだけで決済機能を導入することができるようになる。
冒頭のスナップショットは、実際に「jQuery.payment」を使ってドネーションを受けられるようにしたサイト。決済者は面倒なユーザー登録作業などをする必要なく、この画面から利用することができる。
Stripeは、サービスというよりは、外部プログラム(ウェブやアプリなど)から決済機能をAPI経由で簡単に使えるようにするサービス。手数料は請求成立1回ごとに、2.9%に+30セント。払い出しが15日間隔というのも評価されていた。
非常に多くのウェブサイト等で利用されている。ウェブやシステム以外では、APIを使用した管理ツールなども提供されている。今回のJavaScriptライブラリで応用範囲がさらに拡大するだろう。
なお、このサービスを導入できるのは現時点ではアメリカとカナダの企業のみ。日本では、Grow!の「Box To You」が採用しており、決済は日本でも利用できるが、これはGrow!が北米登記をしているから出来ること。
日本では、2012年12月に「楽天スマートペイ」(楽天スマートペイ、初期費用2980円・最短翌日入金を実現したスマホカード決済サービス 【増田 @maskin】)のようなサービスが登場しているが、さらに利便性を追求したStripeのようなサービスが普及することが期待されている。
【関連URL】
・jQuery.payment
https://stripe.com/blog/jquery-payment
・「楽天スマートペイ」、初期費用2980円・最短翌日入金を実現したスマホカード決済サービス 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51771902.html
例えば今回のライブラリも、サンプルレベルの「こう使って下さい」だけでなく、さまざまな機能を容易してあり、導入企業の活用に幅をもたらしていたりする。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。