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HTML5といったウェブ標準化技術には賛否いろいろあるけれど、世界のITシーンでは常にホットなトピックであるのは変わりない。
例えば、これ。スペイン・バルセロナのJaume Sánchez Elias氏が制作したインタラクティブな雲。最新のウェブブラウザでページ (http://www.clicktorelease.com/code/css3dclouds/) を表示すれば、驚くことうけあい。
リアルな雲が、マウス等の動きに応じて動くのはもちろん、雲を子細に渡りチューニングをすることもできる。もちろん、ウェブの技術だけで、プラグインなどは使用していない。
Windows 7の資産も活用可能
これは、CSS3Dを中心に、簡単なJavaScriptでできているもので、単に雲っぽく表示させているだけでなく、あたかも3Dでレンダリングしたようにブラウズできるように設計されている。
どうやら、一部に有名なWebGL(ウェブブラウザ向けに標準化されているグラフィック描画ライブラリ)の雲からインスピレーションを受けているらしく、また、3Dゲームにおける雲の表現 ( PDF )も参考にしているとか。
あくまで疑似的な3Dはあるのだけど、ウェブ上のライトな3D表現の作り方として参考になる事例として話題になっているようだ。チュートリアルも公開されているので、興味のある人はトライしてはどうだろう。
【関連URL】
・CSS 3D Clouds
http://www.clicktorelease.com/code/css3dclouds/
・How to make clouds with CSS 3D – Blog – Clicktorelease
http://www.clicktorelease.com/blog/how-to-make-clouds-with-css-3d
気になるのは日本発でこうした完成度の高い(訴求力のある)デモなりがなかなか登場してこないこと。この辺で遅れると致命的だと思うので、技術専門でなくてもフォローはしておいた方がいいと思う。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。