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ミクシィが2013年2月19日にローンチした家族向け新サービス「nohana (ノハナ)」が好調だ。
写真をアップロードすると、家族だけが閲覧できるアルバムを作成できるほか、毎月1冊、紙に印刷されたフォトブックを無料で作成することができるという、ミクシィ社内向けシードアクセラレーター「イノベーションセンター」による3番目のサービスとなる。
ローンチ10日後の3月1日時点で、ユーザー数は約18000人。アップロードされた写真の枚数は約25万枚。毎月1冊が無料となる(送料は別途90円必要) 20枚入りのアルバムの発注数は約6000冊とのことで、想定する約5倍のペースで拡大しているという。
年間目標3万ユーザーは楽々クリア
ローンチ前に筆者が取材した際、目標値は「初年度に3万ーザー、3年後に10倍から20倍」とのことだったが、10日間で18000人となると、今後数日以内にクリアすると考えられる。
しかも、現時点でAndroid用アプリは2013年春頃のリリースの予定となっており、iPhone版のみでこの数字を叩き出したことになる。
イノベーションセンターの枠組みによって誕生したのは、2012年8月にリリースされ今も進化を遂げつつある「DeployGate」およびすでにサービスを終了した女子向けサービス「Petite jet(プティ ジュテ)」がある。
「Petite jet(プティ ジュテ)」は、早い段階で想定値を下回ったことで、早期撤退を決めている。逆に「ノハナ」は想像以上のパフォーマンスで、展開が加速しそうな様相だ。
【関連URL】
・ノハナ | 毎月1冊無料で手に入るフォトブック
http://nohana.jp/
・フォトアルバム1冊が毎月無料、ミクシィの新サービス 「nohana (ノハナ)」 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51778226.html
・ミクシィが世界に通用するAndroid開発支援サービス「DeployGate」をリリース 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51761137.html
LINEの初期メッセージ(ベッキーが泣きながら朝までだべる)と共通する点もあるが、「アルバム1冊が無料」というモノをからめたアプローチで展開している点が大きく違う。
また、そもそもが社内の適合ユーザーを巻き込んでの開発ということもあり、マーケット感覚はかなり的確だと思うし、あとは今後の展開の中でベストな選択ができるかどうかだけだと思う。期待!
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。