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タブレット戦争の行方、iPad年内に首位陥落 Androidに抜かれる 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 「AppleのiPadはタブレット戦争に敗れ、年内にAndroidに首位の座を奪われる」。

 複数の通信社が2013年3月12日報じている。米調査会社IDCが当日発表した予想の内容だ。

 米ロイターの記事によれば、Androidタブレットには多様なラインナップが投入されており、年内にも初めて出荷ベースで首位を奪われるとのこと。

iPadは消えるのか?




 IDCの予想は、2013年のタブレットマーケットで、iPadシリーズは、46パーセントのマーケットシェアを維持するとされている。前年は51パーセント。対するAndoirdは、前年42パーセントから49パーセントになるとのこと。

 Androidのタブレットは、サムソンのGalaxyシリーズが好調で、AmazonのKindleなどもAndroidベースのタブレット、多数のメーカーが参入し、安価なタブレットなども無数に存在する。

 タブレット全体では8インチ以下が前年第四四半期では好調、さらに小さいタブレットが増加する見込。iPadシリーズは今後も成長するとはいえ、サムソンを中心にAndroid勢力は多様なテクノロジーを取り込み急速に拡大している状態だ。

 さらに昨年末、マイクロソフトもSurfaceでタブレットに参入しており、特にRTという安価なOSを搭載したモデルは価格帯もiPad/Androidタブレットに近く脅威となる可能性もある。

【関連URL】
・Apple’s iPad to fall behind Android as tablet war grows | Reuters
http://www.reuters.com/article/2013/03/12/us-tablets-idUSBRE92B0MS20130312

蛇足:僕はこう思ったッス
忘れもしない2010年5月28日、iPadは確かに新しい市場を切り拓いた。ジョブズ氏は教育市場をターゲットにしたい考えなど、このサイズに個室したい理由は多数あったとおもうが、マーケティングイノベーションは戦略的に継続しないと力を失ってしまう。
互換機戦略はクオリティ面の統一感などで難しい側面があるが、タブレットといういわばPCサブセットのデバイスではその障壁もかなり取りはらわれているのだろう。
今後、この領域にはFirefoxOSやUbuntu Tabletなどがひしめきあう。2013年末はタブレット、ひいてはコンピューティングの新時代が到来することになるのだろう。ワクワク
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。

メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら



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