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Google Reader、7月1日で終了へ 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 40年前に登場したパーソナルなコンピューターは、時代の変容のあわせて多様な進化を遂げている。

 最近でいえば、スマホやタブレットの対応、クラウド型サービスの普及だろうか。ネットブックよりもタッチ型デバイス、パッケージ型ソフトよりクラウドやダウンロードアプリという具合だ。

 IT業界のリーディングカンパニー米Googleも2011年から「春の大掃除」として、時代に適用できなくなったサービスを閉鎖する試みを実施している。

 そして2013年3月13日、2012年の大掃除が発表された。なんと、数年前までトレンドリーダーだったRSSリーダーサービス「Google Reader」もその中に含まれている。

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 閉鎖対象は 8種類。Google Reader以外にも、GoogleカレンダーのDAV形式の廃止など、メジャー級サービスの機能削減も多数含まれている。

 以下、サービス&機能名を列挙する。詳細はGoogleの発表ページ(リンクは末尾)を参照されたし。

・Apps Script GUI Builder (2013年9月13日まで使用可能)
・CalDAV API (2013年9月13日まで使用可能)
・Google Building Maker (2013年6月1日に終了)
・Google Cloud Connect (2013年4月30日まで使用可能)
・Google Reader (2013年7月1日に終了)
・Google Voice App for Blackberry
・Search API for Shopping (2013年9月16日までに段階的に終了)
・Snapseed Desktop for Macintosh and Windows.

【関連URL】
・Official Blog: A second spring of cleaning
http://googleblog.blogspot.jp/2013/03/a-second-spring-of-cleaning.html

蛇足:僕はこう思ったッス
2002年頃から浸透したBlog/CMSブームにより多種多量のRSSが配信されていることを受け、2005年に誕生したGoogle Readerは、当時RSSリーダーの主役として業界をリードしていた。今だに多くのファンが情報収集手段として活用していると思われるので、今後4か月で終了できるのか注目。というか、おそらく代替手段を間もなく提供予定で、それに置きかわるのだろう。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。

メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら



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