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女性向けの月額定額ファッションレンタルサービス「airCloset」を運営するエアークロゼットは2017年7月19日、airClosetの運営で培ったパーソナルスタイリングの知見・ノウハウを応用したECプラットフォーム「pickss(ピックス)」を2017年10月から開始することを発表しました。
エアークロゼットは独自に開発した「スタイリング提供システム」で特許を取得していますが、そのシステムはこれまでairCloset利用者でしか体験できませんでした。今回、そのシステムがもたらす「パーソナルスタイリング体験」をEC利用者に拡大したものになります。
エークロゼットは、利用者の好みと洋服をマッチングしコーディネートを提案する仕組みを実際のレンタルサービスなどに導入しています。新規事業「pickss」では、このサービス基盤「スタイリング提供システム」をEC利用時に使えるようにすることで、新たな価値創造につなげたい考えです。
【関連URL】
・pickss サービスサイト
https://www.pickss.jp/
・airCloset(ファッションレンタル)
https://www.air-closet.com/
蛇足:僕はこう思ったッス
FashionTechが熱い。その理由はまだまだEC化されていない巨大な通販業界があるということと、ファッションブランドのマーケティング手法がネットにシフトしているということにある。アメリカでは気軽に返品できる「Amazon Wardrobe」がファッションアイテム選びに活用される流れが加速しているという。Echo Lookなどは、そもそもがファッションアイテム選びのためのデバイスだ。エアークローゼットの「スタイリング提供システム」の強みはコーディネーターを介在させたシステムであるということ。完全自動化に今のところ解は見えていないが、コーディネーターの判断をより高品質にする助けには十分になる。そのパーソナルスタイリングはデータとして蓄積されているため、EC化によるリモートスタイリングでも応用できる可能性がありそうだ。