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米Amazon.comは現地時間の2018年9月20日、音声認識プラットフォームAlexaに対応したハードウェアを刷新。その中の目玉の一つとして自動車のダッシュボードに設置できる「Echo Auto」を発表しました。Amazon.com上での販売価格は49.99ドル。先行招待を受けたユーザーはさらに25ドル割引で手にすることができるとのことです。
「Echo Auto」では、他のAlexa対応機器のように音楽を再生したり、天気予報やニュースを聞くことができるほか、周辺のスポットの検索を行うことなどが可能です。
加えて、車載デバイスとしての特徴として、カーナビアプリWazeやGoogle Mapのナビゲーションなどと連動し、運転中の情報獲得を支援してくれるようになっています。また、運転中に、Alexaの音声サービスを使用して電話を掛けたり、他のAlexaデバイスにメッセージを送ることも可能です。
Amazonは、Alexa Auto Software Development Kit (SDK)を公開しており、すでに日本のトヨタをはじめとした世界の自動車メーカーが対応機器を開発していました。
【関連URL】
・[公式] Introducing Echo Auto – The first Echo for your car
蛇足:僕はこう思ったッス
Echo Auto以外にも多数のAlexa製品を一斉に公開したAmazon.com(記事は別途公開するつもり)。GoogleやLINEが追従するも、先駆者である以上に強力なデバイス流通チャネルを持ち、次々とコマを進めてくる。車載ボイスナビゲーションは、特にクルマ社会のアメリカや日本の地方都市ではもっと需要が開拓されていいと思うのだがなかなか進まないブルーオーシャンといってもいい。これをクルマメーカーに任せると時間がかかってしまうが、ダッシュボードをどう奪うかということにフォーカスするのは先にマーケットを取るという意味では正しいことだと思う。先にメーカーとSDK展開を進めるあたりがAmazon.comらしいというか。