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人気ソフト「CClearner」正規版にまさかのマルウェア混入

ソフトウェア開発を行う英Piriform社は現地時間の2017年9月19日、主力製品であるPC用ソフトウェア「CCleaner」および同クラウド版「CCleaner Cloud」にマルウェアが仕込まれていたことを発表しました。

「CClearner」シリーズは、PCの高速化やウェブブラウズを安全に行えるようにするツール系ソフトウェアで、2017年6月にウィルス駆除ソフトの米Avastの傘下に入っていました。

現時点で最新ソフトウェアが提供されており、アップグレードすることで問題を解消することが可能だということです。

Piriform社の発表によると、2017年9月12日に問題が発見されたのは「CCleaner」のバージョン5.33.6162および「CCleaner Cloud」のバージョン1.07.3191。いずれも32ビットのWindowsで異常な動作を確認したとのこと。

ソフトウェアの実行ファイルに、不正な処理を実行できるプログラムが混入されていたとのこと。米Forbes紙の報道によると、Avast氏自身の統計で影響を受けるのは227万台であるとのことです。

すでにPiriform社は問題を解消したプログラムの提供を開始しています。(自動アップデートまたはこちらからダウンロード可能)。

【関連URL】
・CClearner
https://www.piriform.com/ccleaner
・Security Notification for CCleaner v5.33.6162 and CCleaner Cloud v1.07.3191 for 32-bit Windows users
https://www.piriform.com/news/blog/2017/9/18/security-notification-for-ccleaner-v5336162-and-ccleaner-cloud-v1073191-for-32-bit-windows-users

蛇足:僕はこう思ったッス
 実際のところ不正使用(情報を吸い上げる目的と思われる)サーバーがダウンしていたらしく、おそらく問題は一定期間に限定されている模様だが、そもそもPCのセキュリティに深く関わるソフトにマルウェアが混入していたという事実だけでも驚愕。
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