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スマートフォンに接続できるヘッドセットを使ったコミュニケーションデバイスを開発するBONX社は2018年7月17日、リコーを引き受け先とする総額約4.5億円の第三者割当増資を実施することを発表しました。これに伴い両者は、ビジネスマーケットでのニーズのユースケースの拡大やビジネスモデルの多様化を進めるべく業務提携も結ぶに至ったということです。
BONXの創業は2014年11月。2018年2月にも約4.5億円の増資を、慶應イノベーション・イニシアティブ・イノベーション・エンジン・リオン・アドウェイズ・加賀電子・三生キャピタル・三菱UFJキャピタル・産業革新機構の子会社であるIP Bridge・エッジ・ラボ・その他個人を含む投資家から行っていました。
今後、BONX社とリコー社は、企業シーンにおけるBONXの普及を筆頭に、外部サービス連携、リコーが提供する働き方改革のツールとの組み込みを推進。会話データの活用の促進により、職場環境のモニタリングなどへの価値提供に挑むということです。
【関連URL】
・[リリース] 株式会社リコーとの資本業務提携のお知らせ
蛇足:僕はこう思ったッス
BONXをテストさせてもらったことがある。常時接続のハンズフリーコミュニケーションの可能性は、おそらくあるだろう。その後、山岳アクティビティ事業を展開する知人にもテストを依頼したのだが、今度は3Gすら接続できないエリアがあり突然の断線が恐いということで、いわゆる無線機トランシーバーには勝らなかったということがある。彼らの向かっているところにあるのは、そうしたプロ向け機材を超えた品質なのだろう。現時点ではコスパが見合っているようは思えないが、こうした資金の獲得によって成熟してくるのが明らかにわかるのだとしたらそれはスタートアップの理想像の一つになり得るのかもしれない。