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39年前の今日、1979年9月28日にNECが普及型パソコン「PC-8001」シリーズを発売しました。価格は16万8000円。それにちなんで9月28日は「パソコンの日」と呼ばれているようです。
筆者もまさにこれらのマシンが出始めた時代に生きていますので、これまでの愛機の遍歴をざっくりお伝えしたいと思います。
はじめてのパソコン(当時はマイコン)
そこでポカーン!としている人、これもコンピューターですよ!当時はマイコンと呼ばれていたものです。ディスプレイは右上の赤いLED、キーボードはテンキーです。これでもプログラミングができるので、当時はゲームを作ったりしていました。記憶領域はメモリだけです。
NEC PC-8801mk2
実家に初めて新品フルセットが設置されたのはこのNEC社製パソコンです。起動すると文字が出てくるだけ、プログラミングは当たり前の時代です。ただ、後年、さまざまなゲームタイトルが売られるようになり、パソコン=ゲーム機みたいな時代に入り、このマシン以降はプログラミング以外からは遠ざかりました。
Apple Macintosh LC
Appleの初号プロダクトBlueBoxにはじまり、シリコンバレーエリアとの交流が深まり、この頃の私はAppleを筆頭とするITのことで頭がいっぱい。これは学生時代初めてローンで購入したMac。当時プリンター入れて50万円を超えてました。それでもその前のMacは100万コースだったので手も足も出なかったのです。
Sony VAIO PCG-C1
このマシンに至るまでは、コンテストの賞品などでWindows互換機も使うようになっていました。1998年は一般層へのインターネットも普及がかなり進み、業界の潮目が変わるタイミングでした。雑誌ライターとして書きまくっていた自分は、ライフスタイルを切り替えシリコンバレーでのスタートアップに参画することを決断。このマシンを上野のヨドバシで購入し、翌日成田で日本を発ちました。思い出の品です。
2000年代以降は、パソコンもかなり安価になり、MacだとPowerBookなどがかっこよくなったり、品質も価格も誰にでも手の届く時代になりました。思い入れがあるのは初期のPowerBookくらいで、現在使っているSurface ProやMac miniは使用年数が5年以上と目移りもしなくなりましたね。
これがTechWave編集長 maskinこと増田真樹のパソコン記念日でした!みなさんのエピソードもお聞かせください!
【関連URL】
・[公式] 「PC-8001-コンピュータ博物館 – 情報処理学会」
蛇足:僕はこう思ったッス
自分が使ってないもの以外だとSHARP X68000関連の開発を筆頭に、組み込みOSやFAの世界といったパーソナルではない使途のコンピュータに触れることが多かったように思います。IoTも1990年代に燃え尽きているので、現代のブームのような盛り上がりには依然として違和感を感じてるのですが、逆に多くの人からは僕のパソコン遍歴は変にみえるのでしょうね。