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スマホ向けコミュニケーションアプリ「WhatsApp Messenger」を提供する米WhatsAppが現地時間の2014年2月19日、米Facebookに買収された。米紙が報じている。
Facebookは、WhatsAppを40億ドルの現金と120億ドルのFacebookストックの合計160億ドルで買収。さらにWhatsApp創業者と従業員宛に、30億ドルの4年間の譲渡制限条項付きストックが供与される。
「WhatsApp」は2009年に、元Yahoo!の社員だったBrian Acton 氏とJan Koum 氏が創業。
スマホに主戦場を移し、LINEと同様のコミュニケーション機能を提供。その急成長ぶりに注目が集まり 2013年6月には2億5000万ユーザーを突破していた。
2013年未明までは有料アプリとして提供していたが、現在は2年目以降 年間99セントというビジネスモデルに変容している。
(追記) 買収内容についての数字を修正いたしました。書きかけで出してしまいました。失礼いたしました。
【関連URL】
・UPDATED – Facebook Buying WhatsApp – $16B In Cash And Stock – Forbes
http://www.forbes.com/sites/benkepes/2014/02/19/breaking-facebook-buying-whatsapp-16b-in-cash-and-stock/
・Exhibit991_PressRelease21914
http://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1326801/000132680114000010/exhibit991_pressrelease219.htm
・WhatsApp
http://www.whatsapp.com/
・WhatsAppが世界2億5000万ユーザー突破 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/whatsapp_surpass_250mil_au.html
・FacebookがWhatsappを買う？買わない？モバイルメッセージングが主戦場に【湯川】
http://techwave.jp/archives/51771660.html
・世界覇権を握るのは100億メッセージ/日のWhatsApp? スマホメッセンジャー戦国時代へ突入へ 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51764056.html
とはいえ、世界中のアプリランキングをチェックすれば、かなりの確率でトップランクにいるのを確認できる状態。そもそもWhatsAppからの情報が少ないこともあり、色々な噂がたえなかった。WhatsAppがFacebookに買収される話はこれまでに何度もあったが、売り切りのメッセージングアプリとFacebookみたいなプラットフォーマーはフィットしないだろうと考えていた。しかし、昨年有料アプリを無料に変更したことを見れば、プラットフォームとして拡大する路線に入ったと考えるのが妥当。ついに買収は現実となるのだろう。