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米Facebookは2013年10月29日、Android版「メッセンジャー」アプリの時期アップデートを見据えた新しい利用体験のテストを実施すると発表した。
対象となるのは、Android版「メッセンジャー」を利用する一部のユーザーとなる模様。
アップデートの特徴は3つ。
1「アプリ利用中であることを示すステータス表示の追加」
2「過去のメッセージをスワイプで閲覧できるようにするなどのデザインの変更」
3「スマホの連絡先の相手に、電話番号でメッセージを送付できるようにする機能」
目玉は3の「電話番号でメッセージを送付できるようにする機能と言えるだろう。
この機能はFacebookにログインしていなくても利用できるため、モバイル標準のショートメッセージサービス代わりとして利用できる。
実はこの機能、2012年末に一部の国と地域で提供されていたもの(Facebookもスマホコミュニケーション市場に本格参戦、ログイン不要アプリを提供 【増田 @maskin】)。
あわせて、北米などでは無料の音声通話もスタートしており(Facebookがスマホ無料通話スタート、日本では音声チャットから 【増田 @maskin】)、これからが他国展開することで、LINEやWhatsApp、カカオ、そしてWeChatというモバイルのコミュニケーションの覇権争いへと発展する可能性もある。
【関連URL】
・Testing a New Messenger Experience on Android
https://newsroom.fb.com/News/753/Testing-a-New-Messenger-Experience-on-Android
この半年の世界レベルのスマホメッセンジャー覇権は想像以上の動きを見せている。Facebookが、この領域に照準をあわせているのは確実。成長株LINEと一騎打ちとなるか、それとも別の市場構築を狙うか目が離せない状況。日本のスマホも2014年あたりで完全な主役交代となるだろうし、「時代を見据えて次を考えてみよう」とかいっている余裕はもうないのかもしれない。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプトでTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)