教育xARー小学生向けアプリ「算数忍者AR」が世界で注目、ARKitを使った拡張現実学習ゲーム

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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子供向け学習アプリを企画開発するファンタムスティックが2017年9月20日に全世界に向けリリースしたAR学習アプリ「算数忍者AR」が予想外の反響を受けているようです。

現在分かっている限り、iPhone向けアプリの「子供（キッズ）」カテゴリランキングでトップ10に入っているのが「日本」「ベトナム」「イエメン」「香港」「台湾」「ウズベキスタン」「エジプト」「ヨルダン」「韓国」の9か国。「6-8歳」向けで絞ると実に31の国と地域でトップ10入りしています。

「算数忍者AR」は、ファンタムスティック社の教育アプリシリーズ「プレイスタディゴー！」の最新作です。このシリーズは子供が楽しみながら学習できることを目標に開発されており累計200万ダウンロードを誇る人気シリーズとなっています。

「プレイスタディゴー！」で特にこだわられているのが、“子供達が自発的に取り組む”というポイント。夢中に遊びながら基礎能力や学力を身につける工夫が多数盛り込まれています。そんなノウハウが、AR（拡張現実）によって、さらに魅力を増したことが、今回の初動の反響の要因とみられています。

「算数忍者AR」で導入されたARは、AppleがiOS 11以降の対応機種向けに搭載予定のプラットフォーム「ARKit」を活用したもので、現実空間で置かれた様々な問題を身体を動かしながら問題を解いていくことできます。

ファンタムスティック代表取締役社長のシェーン・ベルトン（Shane Belton）氏は予想外の反響について「ARと教育という発想が新しかったんだと思います」と話ます。

「ARと教育の組み合わせは、海外でもまだ出ていない領域でした。ファンタムスティックとしては、座った状態でアプリを遊ぶのでなく、動き回るという体験を教育に追加して子どもたちのモチベーションをさらに上げたいと考えたんです」（シェーン氏）。

アプリの概要
タイトル　　　： 算数忍者AR
対象年齢　　　： 6才～8才推奨
OS　　　　　　： iPhone 6S／7 , iPad Pro (iOS 11.0以上)
アプリ販売価格： 無料
ダウンロード　： https://itunes.apple.com/app/id1274871322

【関連URL】
・『プレイスタディゴー！』シリーズ
http://www.playstudygo.com/
・ファンタムスティック
http://www.fantamstick.co.jp/

蛇足：僕はこう思ったッス