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TechWave編集チョの増田っす。今日は「満員電車にサヨナラする方法 ~時間と場所にとらわれない新しい働き方」という本の紹介を兼ね、働き方についてのコラムを書きたいと思います。
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「フツーの学校にいってフツーの仕事をする、フツーの生活がいい」という一見安泰で幸せにみえる固定化された世界が少しずつ崩れはじめているのはまぎれもない事実ですね。
しかしながら、未だに何十年も前の慣習に依存し、そのぬるま湯から抜け出せない人は想像以上に多いように思います。
「満員電車にサヨナラする方法 ~時間と場所にとらわれない新しい働き方」という本を出版したクラウドソーシング事業「ランサーズ」代表取締役社長 秋好陽介 氏は、「人類史上初。1つの仕事では生活できない時代の到来」と表現します。
いわずもがなではありますが、企業の存続は10年後すら保証できな時代となり、前世代では常識だった終身雇用は崩壊。「業務の変化が非常にはやい」と説明する秋好氏は、その結果として「業務スキルの短命化」が発生していると語ります。
今のままでは、狭い領域で、しかも世界の若い人材とラットレースを繰りひろげなくてはならなくなる。収入が増えない状況下で、さらに厳しくなる。同じスタイルで利益を生む仕事は限定されてしまう。
そこで、業務を依頼する側と、受注する側に多様性をもたらし、業務ギャップを解消しようというのが秋好 氏が考えるクラウドソーシング事業「ランサーズ」というわけです。
業務を細分化した上でマッチングすることで「仕事のロングテール」が形成できる。スキルや可能な業務の分量に応じて仕事をすることができ、兼業や主婦、特定の都合で仕事のスタイルが限定される人に労働チャンスを提供するだけでなく、地方にいながら日本中、いや世界中の仕事ができるという社会的ノベーションをもたらすことが可能になるという発想です。
フツーではない形を許容する世界
さて、ここで、筆者自身の特殊な労働体験の話をさせていただきます。
2001年頃、家族の病気をきっかけに、まだゼロ歳だった息子を連れ地方都市(栃木県宇都宮市)に移住した時のことです。
1998年から2000年頃までシリコンバレーで立ち上げの仕事をして帰国。ネットエイジで、それはまた激務をこなす中、息子をさずかりました。その直後に家内が病気で倒れ、看病と育児と仕事を無理矢理こなしていたのですが、金銭的にも体力も限界を突破していました。
僕が働くのは(広義の)スタートアップ限定で、志あれば助けあう素晴らしい環境ではありましたが、社会保証などは期待できませんし(当時、男子育休などの認知もない段階)、一般企業の何倍ものスピードで展開する仕事を続けるのには無理がありました。
結局、仕事をやめ、資産になるものを売り、人生全てを家族中心にしようと、生まれ故郷の宇都宮に息子と二人で引越したんです。その時、家内は都内の病院に入院していました。
自暴自棄になっていた部分もありますが、一つの確信がありました。離れていても人との縁を大切にできるし仕事はできるということです。なぜなら、シリコンバレーの労働スタイルがそうであったからです。最後に住んでいた2年間を含め、のべ数年間にわたり、シリコンバレーで現地や日本、ニューヨーク、インド、ロシア、韓国の方とテレコミュニケーションなどを駆使して仕事をしてきました。みんな家族を大切に、無駄を除き良い仕事を追求していました。
当時はもちろん、今も日本では「電話や対面でないと仕事はできない」「近くにいないとね」という古い文化/慣習に固執している状況ですが、インターネットとコンピューティングの可能性を考えれば、できないことはないと思っていました。それに掛けることにしたんです。
IT業界人なんて誰もいない地方で、子育ての合間に1日1~2時間ネットに接続するだけの日々。それでも、絶対に全国&世界レベルの仕事だけしかしない、と心に決めたのが13年前でした。
事情はともかく同じことをしている人は本当に少なかったです。フツーとはかけ離れた世界。しかし、それを許容する世界はいつか必ずくるし、それを実現したいと考えていました。
やわらか頭とテレコミュニケーションが生む極限の効率化
当時、ブログCMSを国内に持ち込む活動をしていた僕は、自ら一人新聞社の先鋒に立とうとしていました。人気ブロガーになるという意味ではなく、情報を発信して、今自分が置かれている複雑な状況を理解してくれる人とより良質な仕事をするために、テレコミュニケーション(離れた場所で通信手段を活用する)とブログ等即時更新型ウェブのの可能性を模索していました。
13年前ですから、まだまだ日本ではテレカンファレンスはもちろん、ビデオカンファレンスミーティングも認知がなく、どんなに必死に説得しても「実際にあわないと仕事はできないですよね」というフツーの反応しか得られませんでした。クライアントと飲み回って村社会で参入障壁を構築、蜜月な関係こそが営業力、みたいなフツーのコンサバで封建的な関係を崩すことはできそうにもないという状況でした。
こういった状況はテレコミュニケーション能力の不足がもたらず惨劇ともいえますが、実力とはまったく関係ない「堅物な世界」が蔓延していたのも事実だと思います。
それが今、変わろうとしています。
労働形態そのものが変容しつつある今、時間や場所に依存せず、能力やアウトプットを評価する・柔軟な考えで業務にイノベーションを発生させることが急務となっています。その中で効率化を考えるほどテレコミュニケーションの重要性は高まってゆくという流れです。
既に、スカイプやChatWork、Googleハングアウトといったビデオ&ボイスを筆頭に、メールやチャットといったテレコミュニケーションが浸透しつつあり、すでに多くの実力者が実践しています。日本でもNulab、DeployGate、LINEのようにテレコミュニケーションを主体に全国&世界で多数のユーザーを獲得している企業がありますが、中でも北米の37SignalsやChatWorkなどはスタッフそのものが国をまたがっており、テレコミュニケーションで業務を展開していたりします。
筆者自身については、現在、週1~2日を営業日として外に出で打ち合わせをしたり取材をしたり、時にはイベントを開催したりしていますが、それ以外は宇都宮市の自宅兼オフィスでテレコミュニケーションを活用して業務をしています。毎日、取材を含めビデオチャットやチャットでこなしている状況です。
人と面識を持つことはとても重要ですが、なかなか外に出られない人もいるでしょう。筆者&TechWaveの場合、イベントや交流会に顔を出さないかわりに、マインドシェアを大切に考えてきました。
簡単なところでは、セルフブランディングとしてTechWaveの記事に特徴が分かる顔写真を掲載することから始まり、ソーシャルメディアでもなるべく全てをオープンにしようと努力してきました。人間にはいいことも、悪いこともある、それを隠しては誰とも心から通じることができないと考えました。
また、こちらの手のうちを開放することが、能力やポテンシャルを感じてもらうことにつながるとも感じていました。裏も表もなく、家族のことも伝え続けることで、仕事と本気で向きあっていることも理解してもらえるようになりました。
それは、本物の縁です。この時、支えてくれた人とは、今も特別な関係が続いています。
結果として、会ったこともない方から沢山の仕事を受けさせて頂きました。時には有名な方や、上場企業の役員の方から直接連絡を受けることもありました。
そうした考え方がTechWaveには浸透しています。現在、2014年1月15日をめどに新体制のスタートを計画していますが、30名程の方がイマジニアという新時代の書き手としてジョインしています。彼等の半数は日本にいません。帰国するのもときどきですから、どうしても対面して何かをすることが困難になります。取材対象の人も大変は直接コンタクトをしていますが、ほとんどが実際対面したことがありません。
だからこそ、“よくある、ただ一つの記事ページ” ではなく、当事者として関係を構築し一期一会の場としてTechWaveをデザインすることがとても大切です。たかが記事ですが、それがきっかけで心境に変化が現れたり、会社の方針がかわったり、時には業界に何らかのインパクトを与えるような本質的な媒介として機能することができるからです。そして、媒体とリアルの活動をシームレスにすることで、沢山の人や企業の行く末に貢献することも考え続けているんです。
TechWaveは法人でありません。これによりYahoo!やGoogleのニューストピックに掲載すらしてもらえません。フツーではない新興メディアであり、正直、はみだした存在です。
人気ニュースサイトみたいな気のきいた見出しの話題も提供してません。エンタメ的に見にくる人には「つまらない」とすらいいます。また、PV主義の古い方々には「PVないし、息してない」とまでいわれます。しかし、結果として、多くの個人や企業に支えられTechWaveは継続できています。しかも、日本人として最前線にいるような人に親身になって協力してもらっています。まさに人と人の思いがつながった場として存在しているようなものだと思います。
こういった既成概念を飛び越えた成果は、結果としては、僕達のターゲット層の方々にとって心のどこかで存在感を感じてもらえる「マインドシェア」を獲得できつつあるのではないかと感じています。
こういった活動をするためにTechWaveでは様々なKPI値(TechWaveでは記事ごとにKPIを設定しています)を設定して活動しています。PVあげて広告クリックという上辺の話ではなく、企業や個人に影響を及ぼせるような設計をしています。何をどうやっているか? 媒体と連携したイベントの例がわかりやすいかもしれません。
2013年12月11日にサイバーエージェントさんとコラボでイベント「アプリHackersラウンジ」を開催していますが、これは企画から開催までが3週間もありませんでした。一般来場者の募集は数日間のみ。広告費はほぼゼロです。しかし、700名規模の大イベントとして大成功を納めました。
TechWaveは、月間PVでいうと一般的な商業媒体の半分以下くらいしかありません。フツーの社会的には存在意義も認められない、予算も小さな媒体がなぜここまでできるかというと、PVではないマインドシェアを重視しつつ機能性を媒体に盛りこみ、厳密な数値化によりGrowth Hackをしているからだと思います。人と人、そして企業との深い共感と共同展開により、効率的に境界線のない組織を運営しているという表現が適切かもしれません。
「アプリHackersラウンジ」の成功は、支援をして頂いたサイバーエージェントのみなさん、そして出展者の方々、あらゆる形で支援してくれた個人や企業、そして参加者の方々の熱意によるものです。みなさんのマインドに火をつけ、媒介となる場をリアルでつくりさらに濃密な対話を促進し、実際に参加者各位の成功につなげる。ピンポイントな企画で既製メデャアはほとんど取り上げてませんですが、歴史に残るような成果だったと自負していますし、これこそがTechWaveの価値だと思っています。
これらのイベントの運営方法もかなり変わっています。実際に会って打ち合わせをしたのは1度きり。あとは全てテレコミュニケーションを主体に当日を迎えているんです。
毎年開催している「アプリ愽」も2013年2月には3000人を集めましたが、これも打ち合わせは1度。しかも、いずれも一人だけで企画し人を集め、実行にうつしています。これはテレコミュニケーションとプレゼンス維持があってこその超効率化の世界だと思います。
まとめ
・テレコミュニケーションとプレゼンス(存在)が重要
・ROIを最大化できる唯一の方法
・固定観念を打ちやぶり、原点回帰することで道が拓ける
クラウドソーシングという救世主
ランサーズは、クラウドソーシング事業の草分けで、要するに全国どこにいても能力さえあれば仕事が得られるというサービスを展開しています。
創業は2008年、神奈川県の鎌倉市で立ち上がったとのことです。
実は、僕は創業当時からのユーザーです。ちょうど2008年、僕はそれまでの育児と看病と仕事平行生活のあまりの過労で重病にかかってしまい、闘病生活からはいあがった時でした。2年間ほど、ネット接続もせず、何もできませんでした。
当時はバブル崩壊もありましたが、色々なチャンスがある時期でもありました。そのタイミングを逃がしてしまった残念さもありますが、何より大変だったのが人の縁でした。2年間、どこにも顔を出さず、ブログもソーシャルメディアでもほとんど活動しないので、存在感がかなり薄くなってしまっていました。忘れられいるわけではないのですが、病気のことを知らない人には「もう何もしてない人」みたいな印象だったようです。
結局、ゼロからすべてをスタートするしかない状況。病み上がりなので外出もなかなかできず、全国&世界の仕事を受けるには、情報発信とネットワーキングしか手段がなかったのです。
とはいえ、ブログもソーシャルメディアもご無沙汰な状態。だからランサーズが登場した時に、救世主のように思えました。
実際のところ、当時は、業務を依頼する側が少なく、僕個人としてマッチする仕事はありませんでした。その辺の大変さは、ランサーズ秋好さんの本で述べられていると思います。
当時の案件として、どんなものがあったかというと、例えば「地域の人が好きになってくれるキャラクター」「地域の工務店としてのキャッチコピー」「工業機材のロゴ」といった内容です。正直「こんなリクエストが成立するのかな?」と思いましたし、コンペにしても「え、、これマジ?」というクオリティが並んでいたのも事実です。
それまで大手メーカーのコピーライティングや雑誌の記事という比較的マス向けの大きな仕事しかやっていなかった僕は、「プロの仕事としては、依頼内容があいまい過ぎて成立は無理でしょ」と思いました。
しかし、ランサーズにはそのオーダーに的確に応えていく人材がいました。それは専門家でなくて素人といってもいい感じではありましたが、依頼してきた会社の小さな仕事とピンポイントでマッチしていったのです。衝撃でした。それまでの仕事の概念を崩すものであり、多様な価値観にフォーカスを当てるもので、これには期待を感じずにはいられませんでした。
それから5年、今やランサーズは登録ユーザー22万人(2013年12月6日)。クラウドソーシング業界も活性化しており、より多様な業務、多様なニーズへの拡大しています。何もないけどがんばってスキルを見につけ仕事をしたいという人には救世主となりうると思いますし、クラウドソーシング界には一般企業の年収を超える収入を得る人もでつつあり、新しい業務スタイルを丸っと許容する可能性も出てきています。
まとめ
・プレゼンス(存在感)が武器になる
・スキルがあればピンポイント仕事を得られる
・クラウドソーシングはあらゆる業務スタイルを許容する可能性がある
個人、小さな組織でできること
今、日本は個人の資質を最大限に発揮できる段階にあると思っています。
東日本大震災を契機に、日本人の価値観は「人と人との縁を大切にする」というものにシフトしてきたと感じます。シフトというよりは、そもそもあったものなのに、ノイズに埋もれてしまったという表現が確かでしょう。
昔、大企業に勤務する知人に「自分の能力を活用したほうがハッピーだし業務効率もよくなる」と言ったら、「我慢するのが企業だから」と冷たく返されたことがあります。
終身雇用がまた通用していた時代ですから、きっと本当に我慢してないと、勤続できないと考えていたのでしょう。
しかし、今は、いわずもがな「個」の時代です。
個人や小さなチームがもたらす、フツーではないイノベーションが企業を、ひいては社会に変容をもたらします。
これは、大企業を退職することがいいという話ではありません。起業するのもいい、大企業内で新規事業をやるのもいい、そもそも組織内をオープンに個人が活躍できるようにすることで、その効果を享受することはできるでしょう。
秋好氏の「満員電車にサヨナラする方法 ~時間と場所にとらわれない新しい働き方」にも書かれていますが、業務において大切なのは「成果の適切な評価」です。
裏でゴニョゴニョして数字だけあがっていればいいという職場は、働き手がつかなくなるのは当然です。目的も成果もない仕事をボーッとこなして、その企業もクライアントも個人も未来もよくなるはずがありません。小さくても大きくても業務スキルを認め、その成果を評価する仕組みを取り入れれば、会社に潤滑油を注ぐことになり、労働者にやりがいが生まれるでしょう。本書によればランサーズを会社の歯車として機能させている実例も紹介させています。
個の小さな成果を評価し、それを組織の原動力とする。それにはIT&インターネットの活用が不可欠ですが、今、その環境は整いつつあります。就職できないからと悩みだり、苦しんだりする前に、まず評価されるスキルを一つみつけ、小さなところがスタートしてみてはどうかと思います。
この記事のタイトルに「ITとネットで仕事人生を変えるためにできる3つのこと」という副題を設定させていただきました。
みなさんは既にITとネットの恩恵を受けているはずです。ソーシャルメデャアの普及で人との接点も構築しやすい。
なのに、仕事や生き方でこれほど苦しんでいる人はなぜか? それは、僕個人が育児や看病、自分の病気、そして社会的制度や偏見で苦しんだように、社会構造の谷間に落ちてしまっているからだと思います。
周りを見渡しても何も見えてこない。そう思い込んでいるかと思いますが、そうではありません。
どこでもドアはありませんが、その谷は必ずのぼり切れるようにできているんです。それは試練というものです。
一人で辛いかもしれませんが、試練を乗り越える中で、応援したり手をさしのべてくれる仲間は必ずいます。「個」の時代となったこの社会は、どんどん後押ししてくれる環境を整いつつあります。クラウドソーシングのような仕組みの成長は、その最たるものでしょう。
仕事は日本社会で生きてゆく上で最も大切なものの一つで、人生ととても密接的なもので。それを、つまらないまま終らせてしまってはもったいない。ですから、どうか、フツーの谷に陥らないでください。
「ITとネットで仕事人生を変えるためにできる3つのこと」については、以下のようにまとめさせて頂きました。
ダメだと思い込む凝り固まった「フツー脳」から脱却し、どんな状況でも人との縁を構築し仕事と退治できる能力を身につけてください。最終的に武器となるのは、資格ではなく成果です。それは、誰よりも早く、誰よりも多くのことを実践することで着実に確かなものへと成長していくものなんです。
ITとネットで仕事人生を変えるためにできる3つのこと
・やわから頭で扉をひらく
・テレコミュニケーションとプレゼンス向上
・業務スキルの細分化と高回転化
【関連URL】
・満員電車にサヨナラする方法 ~時間と場所にとらわれない新しい働き方
https://www.amazon.co.jp/dp/4828417362
足るを知る。という言葉があります。自分はすでに満ち足りた状況にある、それ以上欲張ってどうするんだ。といった意味だったと思いますが、これを僕は20年前にアメリカ人から教えられました。ガンガン突っぱしって、自分のやりたいことだけで、利益になることだけに食いついていって、大切な仲間や家族、恩師との縁をないがしろにするなというメッセージだったと思います。
長い時間がかかりましたが、今はかなり理解できるようになりました。仕事優先、自分自身も満員電車&激務でボロボロ。そんな状況なのに家族には「大変なんだからサポートせい!」といっても無理でしょう。仕事や生活は、その人本人しか知り得ないですし、変えることもできません。「会社に通勤するのがフツー」「毎月一定収入があってボーナスあるのがフツー」「会社に守られるのがフツー」という固定観念を改め、自分の体質を入れかえることで何かを変えることができると思います。
僕のエピソードは大変過ぎて参考にならないかもしれませんが、そういったチャレンジをする人達をサポートする環境は13年間で劇的に変わりましたし、一緒に突き抜ける仲間は大勢いるようになりました。どうか将来、この世界をひきつぐ世代のために、扉をあけていただければと思います。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプト「BreakThroughTogether」でTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)