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グーグル、クラウド時代の新ゲームプラットフォーム「STADIA(スターディア)」まとめ、ゲーム機不要・YouTubeのゲームプレイ配信からゲームに参加可能

米Googleは現地時間の2019年3月18日、ストリーミング型の新しいゲームプラットフォーム「Stadia(スターディア)」を発表しました。

最大の特徴は、パソコンはもちろん、タブレット、スマホ、Chromecastによるテレビでの利用などマルチデバイスで、4k解像度で60fpsという高解像度で楽しめるという点。

YouTubeのゲームプレイ配信を観ている利用者が、そのままゲームに参加することも可能。

将来定期には8K 120fpsにまで性能は向上するとのこと。ハイスペックの高額なゲーム機やPCを購入する必要なく、200以上の国と地域のスマートデバイスユーザー全てが利用可能になるというインパクト大の取り組みです。

クラウド型ハイデフゲーム

「Stadia」は、Googleのクラウドサービスおよび世界規模の高速低遅延ネットワーク網に、高性能ゲーム機の全てが搭載されています。プレイヤーは既存のどのコンソールゲーム機よりも高い性能の10.7テラフロップスという高い性能のGPUを、スマホやPC、Chromecastから利用することができます。

デバイスは一つのGoogleアカウントを通じて連携しており、「Chromebookでプレイ中に別のAndroidスマホやPCに切り替えてプレイ続行」といったことが可能。

コントローラーは既存のキーボードやマウス・ゲームコントローラーのほか、専用のコントローラーも発売予定。

現在、「Stadia」はゲーム開発者を募集していますが、すでにUbisoftの「アサシンクリードオデッセイ」を始め、DOOMのid Software社、TEQULIA WORK、ゲーム共有サービスのQ-Games社など現時点で100以上のタイトルが予定されているとのことです。

「Stadia」のサービス開始は2019年中で、まずはアメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパから提供が始まるとのことです。

【関連URL】
・[リリース] Welcome to Stadia

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