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日本は1990年代からモバイルコンピューティングに対する強いあこれがれがありました。パソコンの機能をできるだけコンパクトに、ストレスなく持ち運びたいという願望です。すでに、それはスマートフォンやダブレットが叶えていると思いきや、かつて注目を浴びた小型ノートパソコン「GPD Pocket」が再び脚光を浴びています。
もともと火がついたのは米クラウドファンディング大手のIndieGoGoでした。「GPD Pocket: 7.0′ UMPC-Laptop ‘Ubuntu or WIN 10 OS’」というWindows10とLinuxベースの「Ubuntu」が走るという小型PCで、折りたためばポケットにはいるサイズながら高い性能を持っているということで、なんと3294941ドル、日本円で3億7489万円を調達するという金字塔を打ち立てたのです。
そんな「GPD Pocket」を日本でも手に入れられるようにと、国内のクラウドファンディング大手「makuake」でプロジェクトが進行中です。こちらもまだ2か月以上の期間を残しながら、600人以上から、3876万円以上の資金の獲得に成功しています。
日本の販売代理店であるエム・シー・エム・ジャパンがGPD社の製造委託工場への製造ラインおよび出荷試験への監査を実施し、日本語サポートなども対応するとのことですが、残念ながらUbuntuインストールモデルは展開せずサポートもしないようです。いずれにせよ、このサイズのパソコンが再びブームとなるのか、興味深く見守りたいと思います。
【関連URL】
・超小型パソコン『GPD Pocket』を日本でも
https://www.makuake.com/project/gpd-pocket/
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