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Gateboxに「初音ミク」降臨、生みの親の妄想が現実に

苦節4年、引きこもり(開発スタート当時)だったVincle(ウィンクル)代表取締役 武地実 氏は「バーチャル嫁に「おかえり」と言ってもらいたいという妄想に突き進み、遂に世界が注目するIoTデバイス「Gatebox」の開発に成功しました「「Gatebox」誕生秘話、妄想が産んだバーチャル嫁ロボット30万円が5日間で200台も売れる理由」。

武地氏が描いた理想のバーチャル嫁、それは人気キャラクター「初音ミク」だったのです。そして・・・遂に「Gatebox」を通じて、「初音ミク」との共同生活が実現する日が来たのです。

Gateboxと初音ミクがコラボ

「初音ミク」は、クリプトン・フューチャー・メディア社が開発するボーカロイドのキャラクター。一介のソフトウェアの範疇を飛び越えて、バーチャルライブなどが国内外で展開され、リアルのアイドルに勝るとも劣らない人気ぶり。

武地氏は「いつかGateboxで一緒に暮らしたい」と話していましたが、遂に2018年3月9日、Gateboxに「初音ミク」が降臨するとのことです。

詳細は公式サイトでアップデートされていく予定ですが、2017年9月1日から3日にかけて幕張メッセで開催される企画展「マジカルミライ2017」会場において、初音ミク降臨済みGateboxの体験会が開催されるとのことです。(予約が必要なのでサイトをご確認ください)

【関連URL】
・Gatebox | Living with Project
http://gatebox.ai/livingwithproject/
・Glafitスマートバイクがクラウドファンディング日本最高額達成、ソニーのwenaを超える
http://techwave.jp/archives/glafit-smart-bike-achives-japans-highest-back-of-crowdfunding.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 「Living with」プロジェクトは、Gateboxとその中に降臨するキャラクターとの共同生活をコンセプトとしたもの。新たなプロジェクトという形で公開されているが、武地氏の妄想の原点にある構想だ。つまり、いろいろなバーチャル嫁を切り替えられるという機能で、これはプロトタイピングの時点で想定仕様として検証が進められてきた。今回、武地氏が最もお気に入りの「初音ミク」さんが皮切りとなったが、今後もさまざまなキャラクターがこのプロジェクトの一環として登場すると考えられる。妄想万歳。
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