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IFTTT for iPhone、アプリやウェブの機能を組み合わせられる魔法のツール 【@maskin】


[読了時間: 2分]

 「iPhoneで写真を撮影したら、自動で写真共有サイトにアップ」そんなシンプルな要望が実現できたら、スマートフォンの利便性は格段にアップするだろう。人工知能のエージェントまではいかなくても、ちょっとしたこと便利になるだけで私達は満足できる。

 「IFTTT」は、まさにそんなアプリやウェブサービスの機能を自在に連携させるサービスで、米国時間の2013年7月11日、遂にiPhoneアプリ版が登場した。


67種類のアプリやウェブサービスを自在に連携

 IFTTTの仕組みはシンプル。

 「もし A が ○○ なら B をする」

 という条件を自分で組み合わせて「レシピ」を作成する。例えば以下のようなもの。

 

 一番上は「写真を撮影したら写真共有サイトFlickrにアップロードする」というもの。

 二番目は「新規コンタクトが追加されたら、メールでメッセージを送る」といった具合。

 アプリやウェブサービスは67種類あり、上の条件でいうAやBにはめて使用でできる。選択すると、それぞれで実行できるアクションが以下のように表示される仕組み。

 「天気が雨の予報だったら、メールで伝える」とか「メールに緊急と書かれていたら、Facebookメッセージにも転送する」とか、さまざまなシチュエーションに対応できるのが嬉しい。

 日本発のサービスはないが、iPhone標準アプリのほか、FacebookやGmail、Instagramなど日本で使用できるものが多いので十分実用的。是非、お試し頂きたい。


【関連URL】
・IFTTT for iPhone | iTunes App Store
https://itunes.apple.com/us/app/ifttt/id660944635?ls=1&mt=8
・IFTTT
https://ifttt.com/


蛇足:僕はこう思ったッス
IFTTT自体は以前からあったサービスなのだが、こうしたパイプ型サービスは他にもあるし、API公開されていればもっと複雑なことができる、等と思っていたのだが、スマホで使用できるとなるとワケが違う。スマホは高機能だけど、できることが少ないので、IFTTTがあることで本当に便利だなあと感じることがあるのだ。
ちなみに、先日IFTTTは、Twitterの対応をやめている。Twitter社のAPI使用制限がきつくなったためだ。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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