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Infinity Venture Partnersが年2回ペースで開催するカンファレンスイベント「Infinity Ventures Summit(IVS) 2017 Fall Kanazawa」が2017年12月12日から2日間にかけて開催されます。
Next Big Thing
今回のトークセッションのテーマとなるのは「Next Big Thing」。金融からエンターテインメント、ファッションなど、あらゆる角度から「次を描ける」ということにこだわった構成となりました。
「例えばインドをテーマにしたセションがありますが人口動態面で考えても今後到来する大きな波であるのは間違いない。最後に若手のセッションを用意したのも、20、30年生きている彼らががんばっている中で、我々おっさんがはびこっている場合ではない、そう考えてこれも次のビッグシングとなるわけです。このように考える中で結果として今回のIVSのセッションは幅広いテーマを網羅する形となりました。
カンファレンスは、それぞれの領域で先端を走っている人の頭の中をの共有したいというのが一番の意図で、また、一方で、今回は新しい取り組みとして「IVSコネクト」という企画をやっています。
これは今後新しいモノをやっていくにはスタートアップ村で騒いでいるだけではだめで、既存の大手のプレイヤーと一緒にタッグを組まないといけない、上下で戦っている時代ではないという思いからプログラムの真ん中に開催するなど意識的に投入しています」(インフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナー小野裕史 氏)。
「大きな取り組みをするには、これまでとは違ううねりをつくっていかないといけない。それが今回のIVSのテーマ「Next Big Thing」です。社会に対して大きなインパクトを与えられる時代になった今ではありますが、中国のアントレプレナーの数も、ビジネスモデルの数も、コピーキャットの数も人口もマーケット規模も圧倒的でかなわない。
ただ、それでも日本はGDP3位。業界全体で社会にたいして国に対して訴求しマーケットを作っていく必要があるんです。スタートアップもいままでのお山の大将みたいなことではなく、何を成し遂げるか本質を忘れること無く、成長する手段の多様性を受け入れていって欲しいと思うんです」(小野氏)。
【関連URL】
・Infinity Ventures Summit 2017 Fall Kanazawa
http://ivs.strikingly.com
蛇足:僕はこう思ったッス
IVSと同時並行してCTO Nightというイベントが開催されているが、そのキーマン&参加者らからも「グローバル化」というキーワードが上がってきているという声が聞かれた。イベントで海外の人を呼んで話を聞くだけではなく、常に目を向け関係性を構築するような仕組みの定着が望まれているということだろう。今回のIVSのセッション構成に「ぼんやりしている」という意見も聞かれたが、むしろこのセッションから未来予想思考が生まれていくのであればよい切っ掛けとなるだろう。
なお、2018年6月に予定されている次回IVSは台湾で開催されることが決まっている。