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天気予報を洗練されたデザインのパネルに表示する「QM weather.(クムウェザー)」が2017年7月20日より販売を開始しています。価格は1万3000円。取扱店舗は蔦屋書店およびNU茶屋町。ECなどでも順次拡大していくとのことです。
開発したのは、QUANTUMおよびデザインIoT家電の「KAMARQ」を手がけるカマルクホールディングス、artlessの3社。
クラウドから取得した天気予報データを、アイコンの色と点灯パターンで知らせるネット接続のデバイスです。表示したい地域や点灯パターンは専用のスマートフォンアプリから設定可能。
デザインIoTとしての「QM weather.」
「QM weather.」は、 4組のデザイナー(QM、 artless、 京源、 Digital Habits)による解釈によって異なる外観とアイコンデザインを用意してあります。また、法人向けにカスタマイズ(記名など)も可能です。
■商品概要
・商品名 :「QM weather.(クムウェザー)」
・希望小売価格 :13,000円(税別)
・販売場所 :7月20日より蔦屋書店、 NU茶屋町にて販売開始。 KAMARQのECサイト他、 順次拡大予定。
・企画・販売:株式会社QUANTUM
・製造・システム開発・運用:KAMARQ HOLDINGS PTE.LTD
・企画協力:artless Inc.
・商品ウェブサイト: http://qmweather.jp/
【関連URL】
・QM weather.(クムウェザー) 天気を感じるIoTサイネージ
http://qmweather.jp
蛇足:僕はこう思ったッス
KAMARQ CTOの岩倉路和 氏は発表文の中で「QM weather.を単なるIoTガジェットとして世に送り出したくない」と言っているのが印象的でした。IoTを「モノのウェブ化」とするのはミスリーディングというか、プロトコルレベルのインターネットを一部しか理解していない残念な感じが否めなかったのですが、デバイスのインターネット化というのはインターネット黎明期(25年位前)から「リアルワールドコネクション」を超えた人間が解釈する世界観のメタデザインに影響を及ぼすものとして期待されていました。ですから、デザインというプロセスは、IoTの本質を突く可能性が高いと僕は思っているっす。