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トップレベルの経営者および経営幹部が一同に集まる招待制カンファレンスイベント「Infinity Ventures Summit(インフィニティ・ベンチャーズ・サミット)2017 Spring Taipei」(参考「IVSが台湾進出「Infinity Ventures Summit 2018 Spring Taipei」開催」)の最終日2018年6月8日、目玉プレゼンテーションコンテスト「LaunchPad」が開催されました。
このイベントは投資家や経営者らによる厳しい審査を経た日本と台湾のトップ14社が、双方の国の業界キーマンらの前で最終プレゼンを行うというもの。今回、日本から7チーム、台湾から7チームがファイナリストとして参加しており、さながら日本vs台湾のプレゼン大会の様相です。
どんなプレゼンがあったのか、その特徴は、そして優勝者は?登壇企業14社による6分間のプレゼンテーションのレビューなど、IVS 2018 Spring Taipei「LaunchPad」の全てをお伝えしようと思います。
14社のレビュー&コメント
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[日本] 人材評価システム「アニマロジー」
http://animalogy.co.jp動物うらないのように人材の資質を評価し相性などを評価する。10アカウントで50000円。
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[台湾] チャットボット
自動化されたチャットボット。例えば歌手ANPUが100万人のファンと交流するために使える。対話時間は平均で13分。(スライドが適切に表示されていないためサービス名などが不明)
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[日本] ストックオプション運営支援「SOICO」
https://www.soico.jpストックオプションの法律対策や資本政策、運用を代行するだけでなく節税対策の採用など柔軟な施策を格安で行うことができるようになる。
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[台湾] 骨電動ボイスインターフェイス「ORII」
https://www.orii.com.tw
https://www.kickstarter.com/projects/187732114/orii-your-voice-powered-smart-ring?lang=ja声で操作する指輪型のデバイス。特徴は骨電動を採用しており、指輪をはめた手を耳に当てることでオープンエアーで外部の音を聞きながらスマホの操作が可能。
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[日本] ビジネス向けヘッドセット「BONX for Business」
https://bonx.co.jpスマートフォンなどのBlutoothで接続しハンズフリーでトランシーバー感覚で声によるコミュニケーションを行うことができる耳装着デバイス。すでにアクティビティスポーツ領域で2万ユニットが販売されている。
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[台湾] リアル店舗向け解析サービス「SKYREC」
https://www.skyrec.cc/ショーウィンドウをみている人の性別や年齢などを含めたカメラによる来店同行をチェック。顔認識による個人特定やセルフチェックアウトにも対応。
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[日本] フードトラックのプラットフォーム「TLUNCH」
https://www.mellow.jp/tlunch370のフードトラック事業者と東京都内70カ所のオフィスビル前スペースをマッチングする。データを分析して、それぞれのスペースにフィットし飽きずに利用できる運営サイクルを創出して2017年144%売り上げ増を実現。
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[台湾] IoTとブロックチェーンでゴミ処理を効率化「TWO」
http://twoiot.com
https://www.iota.org
ゴミ箱にIoTセンサーを装着し廃棄状況をウォッチ。これをブロックチェーンに記録し、非中央集権的な効率化プラットフォームを構築。 -
[日本] スマホで医師と相談できる「LEBER」
https://leber11.com24時間365日医師に相談できるチャットボットプラットフォーム。月額90円。チャットボットを使いテキストや画像を使い対話型で問題解決。最終的に医師からの回答が得られる仕組み。
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[台湾] 電動スクーターのシェアリングサービス「WeMO」
http://www.wemoscooter.comIoTデバイスを装着しておりスマホアプリでアンロックして利用できる。2016年は台北市内で200台程度だったが、2017年には1000台を超えて急増中。2018年末には3000台を達成したい考え。
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[日本] AI保険サービス「Just In Case」
https://justincase.jp300年変わらない保険の世界に向けた月額500円のスマートフォン保険を投入。90秒で認証されるなど手軽さがウリ。次のプロダクトとして1日単位で申し込める損害保険を計画。保険料請求もスマホでできる。
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[台湾] アニメ向け超高速レンダリングサービス「Pi Square」
https://www.pisquareus.comハードウェアの投資を最小限に収めたままリアルタイムにハイクオリティレンダリングを実現。モーションキャプチャーをしながらリアルタイムで3D化することも。
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[日本] 他人になれるバーチャルカメラアプリ「Xpression」
https://xpression.jp他人の写真や動画とモーションキャプチャーの動きをシンクロさせるアプリ。
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[台湾] リアクションビデオアプリ「Re Cactus」
https://www.recactusapp.comゲームプレイや誰かのカラオケプレイなどさまざまなコンテンツと同時に、それに対するリアクションをビデオで録画して編集&シェアする新しい感覚のアプリ。
優勝はリアクションビデオアプリ「Re Cactus」
5位 骨電動ボイスインターフェイス「ORII」
4位 リアル店舗向け解析サービス「SKYREC」
2位 IoTとブロックチェーンでゴミ処理を効率化「TWO」
2位 他人になれるバーチャルカメラアプリ「Xpression」
優勝 リアクションビデオアプリ「Re Cactus」
【関連URL】
・[公式] Infinity Ventures Summit
・[公式] Infinity Ventures
蛇足:僕はこう思ったッス
メインスクリーンが常に遊んでいる状態で、肝心のプレゼンスライドが非常に見にくい場所に設置されていたり、スポットライトがおかしかったり、初の海外開催ならではのハプニングのオンパレードだったが、日台対決的な構図など全体的に楽しめた。全体的にレベル感のばらつきが感じられたが、今後、こうしたボーダーレス交流を(メディアとしても)展開することで、スタートアップシーンがレベルアップされていくように感じたっす。