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LINEのAIアシスタント「Clova」の構想を明らかにして1年(参考「[詳説 Clova] LINEが狙う「お茶の間」、世界HOME覇権争いにスマートポータルで挑む @maskin」)。本日2018年4月9日、ホームIoTサービス「Clova Home」の提供が始まりました。ただし、利用できるのは「Philips Hue」のユーザーのみになります。
「Clova Home」はAIアシスタント「Clova」を使った家電操作プラットフォームのこと。「Clova Home」に対応したIoT家電は、専用のゲートウェイデバイスを通じて、インターネットを通じた遠隔操作が可能になります。
第一弾は、フィリップス社のIoT電灯「Philips Hue」で、「Clova WAVE」や「Clova Friends」を通じて、照明のON/OFFはもちろん、明るさや色などの調整を行うことが可能です(この機能を使うには、Hueアプリのアカウントも必要となります)。
「Clova Home」専用のゲートウェイがリリースされる予定はなく、Hueに同梱されているゲートウェイを使う形となるとのこと。今後も対応デバイスは増加するとのことですが、基本的に今回のような「各社のホームIoTデバイス」+「各社が提供するゲートウェイにClovaが接続」という接続形態になります。
【関連URL】
・[公式] Clova
蛇足:僕はこう思ったッス
あれ?WOWがない?意外なデバイス、意外な使用ストーリー、LINEらしい適切なマーケティングのような流れがない。あくまで実験的なイメージなのだろうか? 今回のリリースではゲートウェイが「Clova Home」とどういう関係になるかがぼかされている。もしかすると、予想もしなかったようなことになるのだろうか。いずれにせよ、LINEが新たな船出をしていることは間違いない。
maskin
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