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米FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏が来日した。今回で日本への渡航は3回目。
Facebookローンチ後、ザッカーバーグ氏の初となる海外渡航先として選ばれたのは日本。Facebook最大の失敗といわれているモバイル戦略の転換のきっかけとなった国であり、今や月間2300万アクティブユーザー(2014年6月)にまで到達しつつも成長を続ける日本で再び、Facebookとして初となる米国以外からスタートするサービスの発表を行った。
プロダクトマネジメント部門副社長で国際化における重要な取り組みを仕切るナオミ・グレイト(Naomi Gleit)氏によって発表されたのは「災害時情報センター」。
自然災害が発生したとき、災害の影響かにいる友達や家族の双方がコミュニケーションを取れるというもので、つながっている人や自分が無事であることを知らせたり、当該地域にいる人の安否を確認したり、友達の安否を報告することができるというもの。
いいねやシェアといったコミュニケーションから、感動や人との絆をカバーするモバイルネイティブのプラットフォームとして進化するFacebookにとって重要な位置づけとなるとのこと。また、本日より「友達」や「家族」をテーマとしたテレビCMの放送を開始するなど、世界における日本のモバイルネイティブという価値観の重要性を感じさせる内容となった。
【関連URL】
・「災害時情報センターのご案内 もしもの時に、友達のつながりを活用して安否を確認する機能」
http://ja.newsroom.fb.com/news/2014/10/safetycheck/
世界は確実に検索からコンテキストへとシフトしている。ひとつのプラットフォーム&デバイスだけでなく、パソコンとモバイルの併用は当たり前。Facebookが買収したOcurusのようなプラットフォーム多様化の時代が当然となる。それらを横断的に統合するのがFacebookのような現実社会とリンクしたソーシャルメディアである。そんなことを感じさせられた会見だった。