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シリコンバレー発、AlwaysOnは現地時間の2015年7月2日、ビジネスアプリやモバイルインフラ、クラウド分野で未上場企業を対象とした「2015年に世界で最も注目すべきスタートアップ250」を発表した。
これはAlywaysOnのイベント「SiliconValley Global Innovation Summit」にあわせて発表されるもので、シリコンバレーエリアの老舗VC(ベンチャーキャピタル)が選考委員となっているもので、今回で13回目となる。
UberやAirBnB、Dropbox、Sporifyなどが名を連ねる中、見事グラプリとなったのは「Docker」。アジアからは中国のXiaomi、そして日本のミドクラがランクインしている。
ミドクラは2010年。加藤隆哉 氏と米Amazon.comでTech leadを勤めたDan Mihai Dumitriu(ダン・ミハイ・ドミトリウ)氏が共同で創業。独自の分散システム技術によりネットワークを仮想化するソフトウェアを開発・提供する企業だ。
「世界中の専用ネットワーク機器全てを、ネットワーク仮想化ソフトウェアが搭載された汎用サーバーで置き換えてしまう」(加藤氏)ことをビジョンとしている。
グランプリの「Docker」は、サンフランシスコベースのスタートアップ(2010年創業)で、サーバーをコンテナ形式で管理するオープンソースソフトウエア(OSS)を提供する企業。ミドクラのネットワーク仮想化技術との親和性もあり、両者は技術提携を果たしている。
【関連URL】
・Announcing the top 2015 Global 250 private companies – See more at: http://aonetwork.com/blogs/Announcing-the-top-2015-Global-250-private-companies#sthash.gdwLKYeM.dpuf
http://aonetwork.com/blogs/Announcing-the-top-2015-Global-250-private-companies
・ミドクラ IaaS クラウドのためのネットワーク仮想化ソリューショ
http://www.midokura.jp/
250社については別途説明してみようとおもう。非常に幅広いジャンルから世界で成長できるものがノミネートされている印象。ミドクラとDockerのノミネートからしても、今年仮想化技術は大きな飛躍を迎えると考えるのが自然だろう。
なお、ミドクラはネットエイジの西川潔さんらがボードを勤める純然たるスタートアップ。創業期に話をお伺いしたことがあるが、あまりに壮大過ぎて衝撃をうけた記憶がある。当初からグローバル展開を狙っており、世界から注目をあびてきた。このアワードへのランクインも今年で2度目。他の世界のなだたる賞でも優勝経験がある。