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Mobike(モバイク)日本第一弾は札幌市、サービスインは8月22日

中国初のシェアリングIoT自転車事業を展開するモバイクジャパンが提供するサービス「Mobike(モバイク)」の日本初ローンチエリアが2017年8月22日に決定しました。日本初めての対応エリアは、福岡に次いで参入を表明していた札幌市です。

世界5番目のローンチ

「Mobike(モバイク)」は中国で2016年4月22日にサービスを開始し、たった15か月で500万台以上のレンタル自転車を中国国内外150都市(人口規模4億人以上)で展開。1日に2500万回利用され、すでに30億ドル以上の時価総額があると見られています(日本参入した中国「モバイク(mobike)」の評価額は30億ドル )。

これまでに中国、イギリス、シンガポール、イタリアとサービスを展開し、日本はそれに続く5番目の国として2017年6月に福岡に設置された日本法人モバイク・ジャパンが札幌市でのサービスを決めました。

地域との連携が「Mobike(モバイク)」の強み

いわゆる日本でも一部事業者や地方自治体が展開するレンタル自転車と「Mobike(モバイク)」の違いは地域社会との連携です。中国で、交通課題を解決し、都市の姿を一瞬で変えたように、日本でも「地域に根ざし、日本各地に合わせたローカライズを進めていきます」(モバイク・ジャパン)と考えています。

日本では中国のように自由に乗り降りできるスタイルではなく、駐輪場間での移動を基本とします。そのため地場企業と協力して駐輪スペースを展開することが事業の要で、札幌市ではドラッグストア事業を行う「サッポロドラッグストアー」、コンビニエンスストアチェーンのセイコーマートを運営する「セコマ」、白い恋人などを製造する菓子メーカー「石屋製菓」、ビル・不動産管理の「藤井ビル」などとパートナーシップを結んでいます。

また、札幌市、一般財団法人さっぽろ産業振興財団、No Maps実行委員会と連携しモバイク運用から得られるユーザーの利用データの活用も見据えているとのこと。

8月22日サービスイン、札幌市では体験会開催

札幌市でのサービスインとなる2017年8月22日には、「札幌市北3条広場(アカプラ)」にて日本ローンチイベントを開催する予定。

<ローンチ イベントについて>
日時: 8月22日(火)
場所: 札幌市北3条広場〔アカプラ〕 /  ニューオータニイン札幌(フォーラムを開催)
 
<イベント内容>   
   ・体験会について:13時~(予定) 一般体験会    
   アカプラ会場内での一般のアプリ施錠体験、Mobikeの走行体験や写真撮影が行えます。
※取材、撮影も同時開催します。         
   ・ビジネスフォーラム:13時30分~15時30分 /ニューオータニイン札幌     
   シェアリングエコノミーの今を読み解きながらモバイクが世界で変えて来たことを解説  
   ・ローンチ・イベント: 16時~17時  (招待制)     
パートナー、ゲスト、メディアへの説明※と テープカットを予定しています。
    
        
   Mobike/札幌市/一般財団法人さっぽろ産業振興財団/サツドラホールディングス株式会社/    
   株式会社セコマ/石屋製菓株式会社/株式会社藤井ビル/No Maps実行委員会 ほか (順不同)  
※イベント内でスタートする詳細エリア、利用価格やビジネスモデルなどについて説明を行います。  

モバイク・ジャパン株式会社
代表者 : Davis Wang (株式会社モバイク CEO)
本社 : 福岡市中央区大名2丁目6番11号
設立 : 2017年6月20日
事業内容: 技術開発、技術コンサルティング、アプリケーション開発 他

【関連URL】
・モバイク・ジャパン
http://mobike.com/jp/
・[詳説] 中国発シェアリング自転車「モバイク(Mobike)」日本参入 @MobikeJpn
http://techwave.jp/archives/china-mobike-enters-at-fukuoka-city.html
・乗り捨て可能なシェア自転車「Mobike」が日本初お目見え、世界で最も使われているIoTデバイス #ivs10
http://techwave.jp/archives/mobike-ride-1st-appearance-in-japan.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 猛スピードで海外展開を加速するモバイク。2017年6月のモバイク・ジャパン設立時点では「もしかすると、イギリスに次いで日本が世界二番目の展開国になるかも?」という話しをしていたのだが、あっという間にシンガポール・イタリアの展開が決まっていった。単に資金を使って参入するのではなく、地域展開のキモを「カルチャーフィット」とする彼らの姿勢や技術、パワーのレベルの高さを垣間見ることができる。日本はどうするか。世界の勢いを都市が吸収し次のフェーズへと昇華できるか、モバイクとの地域連携は未来への試金石となるのかもしれない、
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