モンスター・ラボが資金調達 4度目約7億円、セカイラボの海外シェア拡大へ

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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モンスター・ラボは2017年8月17日、YJキャピタル・新生企業投資・山陰中央テレビジョン放送・米Fenox Venture Capital・田部及び既存株主等による第三者割り当て増資により約7億円を調達したと発表しました。

モンスター・ラボは、2014年2月に開始した海外エンジニアを組織化したグローバルソーシングサービス「セカイラボ」を主力に、コストを抑えながらアプリやウェブサイト開発事業を展開してきました。独自のアプリや音楽配信サービスなども展開しています。

世界のエンジニアをソーシング

モンスター・ラボは「セカイラボ」のプラットフォームを軸に、日本・日本・シンガポール・中国・フィリピン・ベトナム・バングラデシュでシェアを拡大してきました。今回の資金調達により、欧州・北米を加えた世界市場展開へと拡大する考えです。欧米では受注を中心に活動するほか、日本企業の欧米展開の支援等にも着手する予定。

モンスター・ラボのグローバル拠点（設立年）

■弊社拠点（設立年）

東京（日本・2006）
成都（中国・2011）
シンガポール（シンガポール・2014)
島根（日本・2014）
青島（中国・2014）
ダナン（ベトナム・2015）
上海（中国・2015）
ダッカ（バングラデシュ・2015）
サンフランシスコ（アメリカ・2015）
大阪（日本・2016）
ハノイ（ベトナム・2016）
マニラ（フィリピン・2016）
セブ（フィリピン・2017）
北京（中国・2017）
コペンハーゲン（デンマーク・2017）
オーフス（デンマーク・2017）
ロンドン（イギリス・2017）

モンスター・ラボではグローバルソーシング・プラットフォーム「セカイラボ」を通してIT人材をグローバルから獲得し、マネジメントや開発支援、言語対応なども展開してきました。こうした海外における業務のフルサポート体制を活用し、グローバルネットワークにおいて提供できるサービスを拡大したい考えです。

【関連URL】
・YJキャピタル、新生企業投資、山陰中央テレビ、Fenox VC等から約7億円の資金調達をいたしました。
https://monstar-lab.com/release_raisingfunds_20170817/
・モンスター・ラボ
https://monstar-lab.com

蛇足：僕はこう思ったッス
　アプリ博の常連として馴染みのあるモンスター・ラボ社の躍進がうれしい。「セカイラボ」は急成長するアジア圏の意欲溢れるエンジニアを世界クライアントの事業開発に格安で提供する先験的な事業。日本は特にそうだけど、IT人材が不足する国や地域にとって、グングン成長するアジア圏のエンジニアを越境することなく仕事を依頼できることは大きな意味がある。