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Omni、ゲームの世界に入り込み本当に歩き回れるデバイス 【@maskin】


[読了時間: 2分]

 高度なグラフィック、人間の自然な動きをキャプチャーする技術。日々進歩するリアリティのあふれるゲームの世界が、また一歩現実に近づいた。

 米テキサス州ヒューストンのVirtuix社が2013年6月4日に公開した、仮想現実向けデバイス「Omni」のKickStarterページが、目標値の約1500万円(15万ドル)の6倍超となる約9300万円を突破し注目を浴びている。

 「Omni」は、3Dの世界に没入するための大掛かりな装置で、ヘッドマウントディスプレイや遊戯台を中心とする装置類とソフトウェアで構成されるもの。

 これを使用すれば、ゲームコントローラーとキーボードといった旧来からの操作ではなく、本当に3Dの世界を走り回ったり、見回したりすることができる。


キネクト連動で完璧

 専用シューズもあり、さらにはMicrosoftのキネクトにも対応できる。体の動きに完璧に対応し、3D世界への没入感をいっそう高める考え。

 なお、KickStarter支援者向け特別価格で$349から完成品を入手できる。計画通りにいけば2014年1月にも出荷できる見込みだ。

 

「2年間に渡る研究や調査、デザイン、プロトタイミングの結果として得られた技術は、特許として申請中」


【関連URL】
・Omni: Move Naturally in Your Favorite Game by Virtuix — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1944625487/omni-move-naturally-in-your-favorite-game
・Virtuix Omni
http://www.virtuix.com/





蛇足:僕はこう思ったッス
シリコンバレーで仕事をしている時、必ず17時くらいになると一人称視点のゲームをやりたがる人がでてきた。彼らは本当に3D仮想空間のゲームが大好きで200%夢中になる。そんな姿を見てきたので、こういった製品への熱量の大きさがなんとなく肌で感じられる。
ただ、家の中で家族がOmniで真剣にシューティングゲームやってる姿は見たら、速攻でドアをしめると思う。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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