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円柱状のカメラをスタジアムに設置するだけ。自動でカメラワークをこなし、ブレークのタイミングで広告を自動挿入さえするというイスラエル「Pixellot」社のプロダクト。AIの効果を感じられるだけでなく、撮影にかかるコストを「10分の1に抑えることが可能」といいます。
Pixellotが対応するスポーツはサッカー、バスケットボール、ラグビー、アメフト、バレーボールなど。何台ものカメラで人が行っていた撮影が、Pixellotを設置するだけで行えるようになるといいます。
衝撃的なのは「オートプロダクション」。以下のように、本物のカメラマンが撮影しているかのような自然なカメラワークが実現します。
こうした自動化プロダクトは単なる試合の配信だけでなく、複数ソースに対する配信にも対応。
映像の記録配信のみならず、スポーツ・コーチのツールとしての活用も。
Pixellotの最大の強みはコストの削減です。機材は捕手費用含めて約300万円からとのことですが、一般的なスポーツ中継の機材や毎回のスタッフ採用などを考えると破格で、プロスポーツのみならず実業団やアマチュア・学生、マイナースポーツにもビデオ放送の激震が起こるかもしれません。
【関連URL】
・[公式] Pixellot
・[日本公式] スターコミュニケーションズ株式会社
蛇足:僕はこう思ったッス
スポーツにおけるビデオ撮影のニーズはいわずもがな大きいように思う。しかし、私たちの思考はせいぜい「誰に頼む?」「スマホでスナップ写真なら・・」といった範疇から抜け出ていない。AI系プロダクトの最大の強みは、やはり人手のかかる領域の代替。「AIで仕事が奪われる?」という話は、一部の領域ではやはりあるのではないだろうか。