- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
ビットコインの取引が一時停止します。
ビットコインを筆頭とする仮想通貨交換業者13社は2017年7月18日、ビットコインの基幹を司るプトロコルの分岐(フォーク)が発生する懸念があるとして、日本時間の2017年8月1日 0時0分よりビットコインの受け入れおよび引き出しを呈しすることを発表しました。13社は日本仮想通貨事業者協会(JCBA)の加盟会員です。
ビットコインの歴史上最大の分岐
ビットコインは、取引データをブロックとして束ね、それを承認するブロックチェーンに継続的に記録されることで信頼性を担保する仮想通貨です。JCBAの発表によれば、運営ルールの変更に伴い、複数のブロックチェーンが併存する可能性があり、場合によっては3つのブロックチェーンが生まれる可能性もあるなど過去になり重大な状況にあるといいます。
分岐によって継続的記録が途切れるなど様々なリスクが想定されるとのことで、その分岐が発生する8月1日に受け入れおよび引き出しの取引を停止することを交換業者13社が発表しました。取引が再開される日は未定ですが、8月4日16時に何らかの生命をJCBAとして発表する予定です。
JCBA理事でビットバンク代表取締役社長の廣末紀之 氏は「非中央集権型の難しさが露呈した」と話します。
「プロトコルのルールは、各立場の方(例えば、マイナーとか、コア開発者など)が勝手に提案していて、投票に似た仕組みで、コミュニティの80%がOKなら採用などといった感じで進められています。ただ、意見が割れる時には混乱が生じるという図式が今回の状況です。中央権限者がいない、という独特のルールの難しさだと思います。
分岐しているなどの不安定な状態が発生すると、ビットコインの出し入れなどの動きが極端に減少すると思われますので、そう言った意味では、売買などの取引も減少=手数料減となり、ダメージがあります。しかしながら、現時点では、その場合でも、数日間、と想定されていますので、極端なダメージまでには至らないと考えています」
ビットコイン・プロトコル分岐に伴う対応をする13社
ビットバンク株式会社
株式会社ビットポイントジャパン
QUOINE株式会社
株式会社フィスコ仮想通貨取引所
コインチェック株式会社
BTCボックス株式会社
テックビューロ株式会社
GMO-Z.comコイン株式会社
株式会社CAMPFIRE
ビットトレード株式会社
バイクリメンツ株式会社
株式会社東京ビットコイン取引所
みんなのビットコイン株式会社
【関連URL】
・8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応について
http://cryptocurrency-association.org/2017/07/18/20170718_news/