- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
Sanrenp(サンレンプ)は2015年7月16日、リアルタイムSNSアプリ「QIQI(キキ)」をiPhoneおよびAndroid端末向けに提供開始した。
ITmediaのねとらぼで、事前登録時に公開されたムービーでなんか映画「サマーウォーズ」内の「OZ」っぽい。と評されていた。
実際どういうものかというと、YouTubeの動画を同じタイムラインでみながらコメント等で交流するというもの。ニコニコ動画みたいなカオスさはないが、同じ動画を不特定多数の人と楽しめるという構図は類似する。
開発したサンレンプは、妄想電話を個人で開発した根岸侑平 氏が代表取締役社長をつとめる会社。
かなり人気になったアプリなので利用したことがある人もいると思うが、妄想電話は仮想の人と電話した気にさせてくれる疑似通話アプリ。要するに通話をエンタメ化した作品。目の前にいない人の存在感をあそこまで高めるあの世界観を作りあげた人の作品となると期待せざるを得ないはず。
根岸 氏はサイバーエージェントでAmebaネイティブゲーム部門統括・CP事業本部総合プロデューサーとして活躍された後、サンレンプを立ち上げてこの「QIQI」をリリースした模様。
アプリはシンプルで、ユーザーがチョイスしたYouTube動画が「イベント」(円形のアイコン)として並び、それをタップすれば中にいる人と一緒に動画を鑑賞できるというもの。
タイムラインがシンクロされているので、全ての参加者は同じ再生タイミングで反応することができる。つまり、同じテレビ画面をみながら話をしている雰囲気になる。
イベントは、動画の再生が終わったら終了。短かい動画の場合、複数をプレイリストに加えて一つのイベントにすることもできるが、その時、その瞬間にしかイベントルームの雰囲気を体験できないのがポイントとなる。つまりYouTubeのチャネルと同じものが並んでいるのではなく、ユーザーがチョイスした動画を、その時間帯にだけ再生する本当の意味でのイベントが立ち上がるのだ。
Twitterアカウントを使用してユーザー登録すれば、自分でイベントを作成することもできる。活用方法は無限といってもいいだろう。
【関連URL】
・QIQI(キキ)
http://qiqi.am/
・QIQI(キキ)| Startup.TechWaveで投票中
http://startup.techwave.jp/?wpri_submit=qiqi-%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E5%8B%95%E7%94%BBsns
テレプレゼンス、つまり離れた人と同時に同じ体験をする楽しさは古くはTurnTableや昔のBeatRoboなどが注目されたが、一旦は棚あげさた状態。QIQIはどうかというと、お茶の間感覚がかなり再現されているので市場はそれなりの大きさになるのではないかなと思う。