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米Squareへの対抗色鮮明に、楽天とPayPalが手数料値下げ 【@maskin】


[読了時間: 2分]

 2013年5月に日本参入を果たした米モバイル決済大手のSquareに対抗すべく、国内競合2社が対抗策を打って出た。

 先陣を切ったのは楽天スマートペイ。6月18日から決済手数料を4.9%から3.24%に改定。

 そして本日6月20日、日本PayPalも「PayPal Here」の決済手数料を3.24%に改正することを発表した。適用は7月1日から。

 米Squareの決済手数料は3.25%である。

 日本PayPalが日本向けに「PayPal Here」の提供を開始したのは2012年9月。

 ソフトバンクショップの2700店舗とソフトバンクモバイル法人営業網を通じて販売している。


【関連URL】
・ニュースリリース】スマートフォン決済ソリューション「PayPal Here」決済手数料を3.24%に改定 [PDF]
https://www.paypal.jp/uploadedFiles/wwwpaypaljp/Supporting_Content/jp/contents/corporate/release/20130620PRPPH.pdf
・楽天スマートペイ、初期費用2980円・最短翌日入金を実現したスマホカード決済サービス 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51771902.html
・米Squareが日本参入、手数料は3.25%【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/square_japan_launch.html

蛇足:僕はこう思ったッス
競争による低価格化がこんな早期に生まれるとは思っていなかったっす。しかし、いち決済手段とはいえネットプラットフォームは先行者メリットが大きいのは歴史が証明しているわけで、ここでのデットヒートを生き残れるのが当面の市場リーダーとなる可能性は高い。果たしてどうなるのだろう?


著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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