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世界400万ユーザー「Snapeee」運営のマインドパレットがシリーズB増資、タイアップビジネスを加速【増田 @maskin】

[読了時間: 2分]
 日本発で世界を席巻するスタートアップの先駆け「Snapeee」を展開するマインドパレットが2013年4月30日付けで、シリーズBの資金調達を実施した。

 マインドパレットはサイバーエージェント・ベンチャーズが主催するビジネスプランコンテスト「Startups2010」の第一号サービスとして採択され、2011年5月12日にソーシャルプリクラ「Snapeee」をリリース。

 同年11⽉、伊藤忠テクノロジーベンチャーズおよびとグリーを引き受け先とした第三者割当増資を実施し、アジア各国で写真コミュニケーションという一大カテゴリー形成の一役を担った。

 2012年9月には米Red Herring主催の「2012 Red Herring 100 Asia Award」のファイナリストとして、日本で初めてモバイル・ソーシャルメディア分野で選出され、アジアのトップIT企業としてその名を広めた。

 4月30日付けで実施されたシリーズB増資の引き受け先は以下の各社。出資比率や金額は明らかになっていない。

・ SMBCベンチャーキャピタル株式会社(東京都中央区、代表取締役社⻑:勝川 恒平) ・ 株式会社電通デジタル・ホールディングス(東京都港区、代表取締役社⻑⾧長:遠⾕谷 信幸) ・ 三菱菱UFJキャピタル株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:橋本 仁宏)
・ 株式会社ピーエスシー(東京都港区、代表取締役:鈴⽊木 正之)
・ 株式会社サンエイト インベストメント(東京都港区、代表取締役:勝方 正英)
・ 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:安達 俊久)

 今回の資⾦金調達により、「Snapeee」のプラットフォーム開発を強化するとともに、タイアップ広告事業を本格展開するという。

【関連URL】
・マインドパレット
http://mindpl.co.jp

蛇足:僕はこう思ったッス
 起業当初からプラットフォーム構想を掲げ、堅実に前進し続けるマインドパレット。写真共有というアイディアは多くの企業に採用されたが、「かわいい」のプラットフォーム戦略についてはその牙城を崩すことなく多くの投資家や支援者の支持を得ている状態。シリーズBは、成長&収穫期の増資ととらえられ、本格的な企業成長のフェーズに入ったと見ていいだろう。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等の
https://www.chatwork.com/g/techwave_maskinベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
mail maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちらTwitter @maskinFacebookhttp://www.linkedin.com/in/maskin
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