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KDDI傘下のソラコム社は本日(2018年10月17日)、様々なアクションを1プッシュで実行できる、セルラー通信に対応したデバイス「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」の販売を開始しました。価格は1年間1500回分の通信量込みで3980円(税別・送料別)。限定数量の提供で、将来は標準価格の7980円(税別・送料別)となるとのことです。
「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」は、アマゾンウェブサービス(AWS)の「AWS IoT 1-Click」の仕様に沿って作られた国内初のセルラー通信対応デバイスで、SORACOMの各種サービスとAWSをベースに、さまざまなアクション(AWS Lambda 関数)を実行することが可能です。
利用するにはAWSアカウントの他、SORACOM アカウントが必要。「SORACOM LTE-M Button」とSORACOMアカウントを紐付けることで「ボタンの残クリック数」「残契約期間」「最後にボタンを押した時間」といった情報が得られるほか、契約更新などの管理も可能になります。SORACOMの他のサービスとの連携で1ストップで開発・運用が可能になるのがポイントです。
【関連URL】
・[リリース] 国内初!セルラー通信内蔵「AWS IoT 1-Click」対応ボタン「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」の販売を開始
蛇足:僕はこう思ったッス
こうしたインターネットと物理空間のつなぎ込み役を果たす取り組みはすでに20年以上前からしばしば執り行われていたしアイディアも使い古された状態だったが、デバイスの小型化、クラウドの浸透、そしてソラコムなどが手がけるIoT用セルラー通信の拡大によってより現実的で魅力的な取り組みができるようになった。アイディアは無限。モノ作りの地力がある日本からすごいプロダクト&サービスが登場して欲しいものだ。