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Sriral Ventures Japan社は2018年1月29日、「Spiral Ventures Japan Fund 1号投資事業有限責任組合」(以下「Spiral Ventures Japan Fund 1号」)の募集を締め切り組成を完了したと発表しました。日本企業向けの独立系VCのファンドとしては最大規模のファンドサイズとなる総額70億円となるとのことです。
「Spiral Ventures Japan Fund 1号」にはアシックス・ベンチャーズ、セイノーホールディングス、T8、図書印刷、森トラスト社などの大手事業主、国内証券会社や海外ヘッジファンド等の大手金融機関及び独立行政法人中小企業基盤整備機構らが出資しているとのこと。
CCCグループから2017年に独立
Spiral Venturesはアイ・エム・ジェイ傘下のベンチャーキャピタル(VC)「IMJ Investment Partners」として2012年に誕生。その後、CCCグループ企業として、シンガポールを拠点に東南アジアおよび日本でのファンド運営を開始。2017年に独立VC「Spiral Ventures」としての新たなスタートを切っています。
ネットとリアルの融合
「Spiral Ventures Japan Fund 1号」の重点テーマは「ネットとリアルの融合」。テクノロジーの活用による既存産業の課題解決や新規事業創出の領域に投資するスタンスです。
投資ステージは幅広く、アーリー・ミドルでは5,000万円~3億円、レイターでは~5億円ほどの投資金額を目安にしているとのこと。すでに19件、合計約21億円の投資を実行しているとのことです。
【関連URL】
・[公式] SPIRAL VENTURES
蛇足:僕はこう思ったッス
いち早く東南アジアに進出し、啓蒙から投資育成まで積極的に活動してきた元IMJ Investment Partnersが母体となった日本創出支援の枠組み。この5年ほどの東南アジアなどの変化は著しく激しく、逆に日本がなんでも押さえる、というフェーズでは無くなった。しかし、逆に。「ここは日本の得意分野だ」という部分もよく見えてきたのだろう。大型ファンドはもちろん国内だけでなく、グローバルを見据えた規模が前提となっていると思う。ここに大きな夢で賭けられるかどうか、日本スタートアップシーンの一大チャンスであり、正念場のように思える。