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容疑者「ネットでトラブル」示唆、「Fukuoka Growth Next」(旧大名小跡)殺人事件

事件のあったと思われるFukuoka Growth Nextの1階フロア奥の会議室(2018年3月に筆者撮影)

福岡県福岡市のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」で2018年6月24日に発生した殺人事件(参考「福岡スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」(旧大名小跡)で殺人事件、被害者の41歳男性は人気ブロガーHagex氏の可能性」)の容疑者が、「被害男性とネット上でトラブルがあった」と示唆したと共同通信が報じました。

被害者は東京在住の 岡本顕一郎氏(41歳)。セキュリティ会社スプラウト社のオンラインメディア「THE ZERO/ONE」の編集長であるとみられています。

事件のあったFukuoka Growth Nextの1階フロア(2018年3月に筆者撮影)最奥部に会議室と男性用トイレがある

現場となった「Fukuoka Growth Next」は、1873年から2014年3月まで使われていた旧大名小学校の校舎などの一部を使った施設で、繁華街に隣接する好立地などの魅力がありワーキングスペースは国内外の起業家で埋め尽くされるなど人気のスポットになっていました。「当局の指導により、明日6/25は終日、休業とさせていただきます」と告知されています。

【関連URL】
・[公式] Fukuoka Growth Next

蛇足:僕はこう思ったッス
 詐称と匿名がひしめく当件周辺。被害者の岡本氏はHagex氏なのか、依然確認が取れていない。容疑者の犯行声明と思われる記載が匿名ブログで公開されたと話題になっているが、これも当件のものと断定するのは困難。個人を守るための匿名性は、個人を攻撃するために、また事実を闇に沈めるためにも機能してしまうことを改めて認識させられた。大切なことは生きるということ。人の命は何にも代えられない、かけがえのない存在だ。改めてお悔やみ申し上げます。

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