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Yahoo! JAPANもフラットデザインに変更【@maskin】


[読了時間: 2分]

 Windows8、iOS7で採用が決まっている「フラットデザイン」を採用する大手企業がまた一つ増えた。

 Yahoo!JAPANは2013年6月17日、ロゴデザインを含め、トップページのアイコンデザインやサービス内アイコンのデザイン等をフラットデザイン指向に変更した。

 ご覧の通り、印象がかなり違うのをおわかり頂けるだろう。

 なぜ、みんなこぞってフラットデザインなのか?

 Yahoo!JAPANの報道向け発表によると「スマートデバイスやPCでの見やすさ・使いやすさの向上を目的として」となっている。

 要するにタッチ可能な表示デバイスのデザインポリシーに最適化しているのだ。

 Windows8 においては、デザインポリシーとして タッチ前提のUIとして字間や余白まで厳密にルール化されているほど ( 明らかになる「Metro スタイル アプリ」開発 ーデザイン編 #wddjp @maskin )。

 ロゴの変更については、そうした情報デザインを踏襲した先にあるバランス調整を考えられる。

 PCについてはフラットデザインは無関係と言える部分もあるかもしれないが、すでに各社はスマートフォンやタブレットを主役と定義しており、折衝案としての新デザインと考えるのが妥当と言えるかもしれない。




【関連URL】
・【お知らせ】Yahoo! JAPANトップページのデザイン変更について – Yahoo! JAPAN広報からのお知らせ – Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/yj_pr_blog/24509596.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 スマートデバイスという言葉を使用したことはないだけど、要するにタッチディスプレイ搭載のスマートフォンやタブレット端末のことを定義するという理解で、なぜフラットデザインが適用されるかというと、すべてはインタラクションにおけるタッチ感のデザインに通ずる。つまり、タッチできない世界では、見た目がほぼ全てだったのに対し、タッチUIではタッチのしやすさやタッチ感、時にはタッチしてからの挙動やこまかいタイミングがアイコンデザインと絡んでユーザー体験として一体化する。そういう意味ではYahoo!JAPANのフラットデザイン変更はユーザーファーストの現れと理解してもいいんじゃないかなと思う。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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