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Linux派生のスマートフォンOS「Ubuntu Phone」が、世界各国に向け出荷を開始した。日本も対象国に含まれる。
Ubuntu Phoneを販売するスペイン・マドリッドのBQ社が2015年8月8日、同社のGoogle+の投稿で明らかにした
価格は、165.21ユーロに税金34.69ユーロで、合計199.90ユーロ。日本円では、1ユーロ=136円換算で、2万7186円。送料は無料らしい。
なぜかロシアは対象になっていなかったり、地域カバーの条件などについての詳細は不明。
なお、通信形態としては以下の通りで、4Gには対応していない模様。
3G: 3G + (HSPA+/UMTS/GSM)
Bands supported: GSM (850, 900, 1800 and 1900) and UMTS (900, 2100)
【関連URL】
・Aquaris E5 HD Ubuntu Edition | BQ STORE
http://store.bq.com/gl/
・無料OS 「Ubuntu」にスマートフォン版登場、Android対応ハードで動作 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51775041.html
・UbuntuとAndroidのデュアルブート、開発者プレビュー公開 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/ubuntu_and_android_dualboot_dev_preview.html
Ubuntu Phoneが世にお目見えしてから早2年。当時はデスクトップ機としても動作するとか、Android端末でOSを切り替えられるとか話題になったが、結局、今ほどSIMフリーが普及しているわけでもなく、メーカー保証がなくなることから普及しなかった。
専用端末はBQからしか(おそらく)出荷されておらず、今回の出荷地域の拡大は、UbuntuPhoneに関心のあった人にとってはビッグニュース。個人的には、Linuxベースの端末が一番好きなのだけど、音楽や動画などの連携が不十分だったり、モバイルデバイスが少ないことがマイナス点となっていた。Ubuntu Phoneのシェアが一定量増加し、Linux端末のエコシステムがもう少し拡大してくれると嬉しい。